第1節 会見レポート(サントリーサンゴリアス14-21ヤマハ発動機(ジュビロ))

9月18日(土)に東京・秩父宮ラグビー場にて行われた「ジャパンラグビー トップリーグ 第1節」
記者会見レポートをお送りします。
9月18日(土)秩父宮ラグビー場

サントリーサンゴリアス 対 ヤマハ発動機(ジュビロ)

サントリーサンゴリアス
永友洋司監督
「初戦ということで選手も固かったかな。ヤマハはDFしっかりしたチームです。やはり10番中心にプレッシャーのかけどころが上手かったですね。ヤマハのFWはよく前へ出ていました。こちらがポイントを重ねるのは作戦どおりでしたが、大きなミスで失点をしたのが敗因です。今季はアタックのリズムをつくることをめざして練習してきましたが、今日はうちのリズムではなかったので、もう一度取り戻します。判断ミス、プレーのミスをなくしたいと思います。若い選手を起用したことについては、彼らを長い目で育てることが必要と判断したからです。よい勉強になったと思います」

早野貴大キャプテン
「試合前から練習でやっていることを出そうとしてきたのですが、出せませんでした。だから止められるはずのトライが止められませんでした。勝ち点1を取れたのが次につながると思います。シンプルなところでやっていこうと思います。初戦なので勝ち点を取って反省できるのはよかったのですが、今後も激しい試合が続きますのでミスをなくしていかないと勝てません。ぼくらも含めて、50点60点取れるチームはないと思います。1戦1戦激しく戦っていきます」



ヤマハ発動機(ジュビロ)
GRANT BATTYヘッドコーチ
「ボクシングみたいに相手がパンチすれば、こちらもパンチをするというような最初の70分でしたが、隙を突いてヤマハが勝つことができました。選手たちには「ヤマハが勝って当然でしょう」と言いますけど(笑)。いつも4トライ挙げるのが目標でしたが、今日の試合が動いた最後の5分で4トライ挙げるのはむずかしかったですね(笑)。今日の試合はペナルティが多く、レフリーの影響力が大きいと感じました」

久保晃一キャプテン
「秩父宮はサントリーのホームグラウンドだと思いましたが、磐田から大勢のファンが来てくれてまるでホームのように戦えたことにまず感謝したいと思います。サントリーのDFがよいのは分かっていましたが激しいゲームでした。最後の数分にわれわれのチャンスが来ました。相手ボールのスクラムを押して取ってレオンのアプローチでトライできたのはナイスプレーだったと思います。ルーキーの山村は日本代表で一緒ですし、個人的にも尊敬できる選手です。今年のトップリーグにはレオンやアラマの他にもナショナルレベルのプレーヤーが入ってきています。僕自身も彼らも戦えるのを楽しみにしています。こういう凌ぎ合いを見ていただいて、トップリーグの人気も出てくれるといいなと思います」


初出場、レオン・マクドナルド選手記者会見コメント
「今シーズン最初の公式戦で、選手の情熱が出ていました。かなりハードな試合でした。NZでは選手が大きいところが違うけれど、一丸となって情熱を持って戦うことついては日本のゲームでも変わりありませんでした。みんな大変ハードなタックルをしてきたので、どの選手も体が痛いのではないでしょうか。トップの初戦として、よくNZでも観られるのですが、どちらも競り合って、最後の5分にどちらかのミスが出て点が入るという試合でした。アラマも良い友達ですし、一緒にフィールドで戦うことができて楽しかったです。サントリーはフィジカルで大変良いチームです。シーズン後半でまた戦うのではないかと思います」

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