第2節の見所

東芝府中に挑むトヨタ自動車
=サントリー-リコー戦にも注目=
 昨季の日本選手権覇者・東芝府中ブレイブルーパスに、今季から新加入のトヨタ自動車ヴェルブリッツ(26日
13時、札幌・月寒)が挑む。リーグ初登場でいきなり前回5位のワールドファイティングブルに51-3で大勝した
トヨタ自動車は、昇格したばかりとはいえ、プロップ豊山、SO広瀬、CTB難波ら経験豊富な日本代表組をそろえ
、安定した戦力を誇る。ここで東芝府中を倒して、一気に弾みをつけたいところ。これから続く強豪との対戦は真価
のみせどころだろう。
一方、開幕戦黒星スタートの東芝府中は大野、渡邉らで固めた強力FWを中心に巻き返しを図る。好試合を
期待したい。
 優勝を狙う前回4位のサントリーサンゴリアスと同9位のリコーブラックラムズ戦(25日13時、秩父宮)も
注目カード。初戦でつまずいたサントリーは、攻守の歯車がいま一つ。持ち前の力スクラムを武器に、CTBイエレ
ミア、FB栗原らの決定力を引き出せるか。開幕2連勝を目指すリコーは、三洋電機ワイルドナイツに競り勝った
勢いがある。総合力で上回るサントリーも気を抜けないだろう。
初昇格組の日本IBMビッグブルーは前回優勝の神戸製鋼コベルコスティーラーズ(25日15時、花園)と。
敗れたNECグリーンロケッツ戦では3トライを奪ったが、随所で互角に戦う場面も。神戸製鋼相手に、どこまで
実力が通じるか。このほか、三洋電機の元ニュージーランド代表ブラウンと、NECの南アフリカ代表ファン・デル・
ヴェストハイゼンの世界的SOの対決(25日15時、秩父宮)も楽しみだ。

RELATED NEWS