東芝府中圧勝、首位守る

=トヨタ、NECも1敗堅持=

 トップリーグ第7節最終日は31日、東京・秩父宮ラグビー場などで3試合が行われ、首位の東芝府中ブレイブルーパスが54-17でクボタスピアーズに大勝、5勝1敗のトップで前半戦を折り返した。クボタは3勝3敗。

 FWパワーで勝る東芝府中は開始7分、ゴール前のスクラムを押し込み、認定トライを奪って先制。前半終盤にも力強いモール攻撃からロックのバツベイが連続で飛び込み、21-3とクボタを圧倒。後半も攻撃の手を緩めず、5トライを重ねるなど持ち前のパワーで相手をねじ伏せた。

トヨタ自動車ヴェルブリッツは13-13で迎えた後半、6トライを奪う猛攻を見せ、61-20でリコーブラックラムズに圧勝し、5勝1敗とした。リコーは3勝3敗。

NECグリーンロケッツはサントリーサンゴリアスと接戦を繰り広げたが、後半2トライをあげ、27-19で逃げ切り、1敗(5勝)を守った。サントリーは2勝4敗。

 第7節で前半戦を終了。勝ち点25で4チームが並んだが、総トライ数で東芝府中、トヨタ自動車、NEC、ヤマハ発動機(ジュビロ)の順となった。

個人タイトル争いはトライ王は、この日4トライのバツベイ(東芝府中)が14に伸ばし、早くも昨季1位のマーシュ(NEC)の11を抜いてトップ。得点王は広瀬(トヨタ)が86点で首位。

トップリーグは日本代表の英国、ルーマニア遠征のため、いったん中断し、12月4日に再開する。

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