マイクロソフトカップ1回戦(花園) 会見レポート

トヨタ自動車ヴェルブリッツ 41-21 三洋電機ワイルドナイツ

◎三洋電機ワイルドナイツ
○宮本監督

「結果どおりの実力差だったと思う。ティアティアが出ていなくともトヨタのFWは充分に強かった。前半は近いところから接点をつくり、そこからワイドにこちらのペースで進めることができたが、後半風下になってからトヨタは変にボールを回さずに、近いところを強く攻められ、これに対応できなかった。トヨタは非常に強かった」

○石川キャプテン
「これで今シーズンも終わってしまった。ゲームの内容がどうこうより実力負け、完敗だった。我々も当然勝つつもりで臨んだが力負け。来シーズンは筋力、体力すべて鍛えなおし立て直して強いチームをつくる」

三洋電機、宮本監督(左)と石川キャプテン 三洋電機、宮本監督(左)と石川キャプテン

◎トヨタ自動車ヴェルブリッツ
○朽木監督

「まずリーグで11試合戦って、マイクロソフトカップに出場できたことを喜んでいる、広瀬が負傷しチームが動揺したが、トップリーグで培ってきた攻撃力を出すことができた。練習でもいっているが、ルールの理解、レフリーと一緒にプレーしているという意識もでてきた。戦術的にはトップリーグのようにポイント制ではなく一発勝負で勝ってなんぼ、キックも有効に使う場面もでてくる。次のゲームに向けて、古臭い言葉だが執念という精神的な部分の成長が必要で、それとチームの結束力で戦っていく」

○菅原キャプテン
「マイクロソフトカップに出場でき勝利したことをうれしく思う。前半はサンヨーにセットプレーから続けて2本取られたが、ハーフタイムにラインアウトを修正し、落ち着いてサインを伝えていくこと、近場にスペースが空くのでそこを突いていくことを確認した。次のゲームもクボタ、ヤマハの勝ったほうと戦うが、この勢いで練習して臨む」

トヨタ自動車、朽木監督(右)と菅原キャプテン トヨタ自動車、朽木監督(右)と菅原キャプテン


クボタスピアーズ 33-38 ヤマハ発動機(ジュビロ)

◎クボタスピアーズ
○荻窪監督

「今日でクボタはシーズンが終わりますが、たくさんの人に支えてもらい、ファンの声援を頂いたことに感謝しています。本日はありがとうございました。
まだまだベスト4には早いということ。ディフェンスで辛抱し、チャンスで爆発的に攻撃しようと指示した。前半は上手く進めることができたが、後半はヤマハが風を利用したいろんなオプションを持っていた。ヤマハの上手さにやられていい経験ができた。この悔しさをバネに来年頑張っていきたい」

○山口キャプテン
「負けて悔しいということ、結果がすべて。この悔しさをこれで終わりにせずヤマハよりいいチームをつくりたい。今日まで応援してくれたファンの皆様にありがとうといいたい」

クボタ、荻窪監督(左)と山口キャプテン クボタ、荻窪監督(左)と山口キャプテン

◎ヤマハ発動機(ジュビロ)
○グラント・バティ ヘッドコーチ

「エキサイティングな試合だった。前回のクボタ戦は前半から我々がリードして50~60分戦って、その後クボタに追い上げられたが、今回はその逆になった。
シーズン前にヤマハはエキサイティングなゲームを見せると約束したが、今回それが果たせた。クボタはアンラッキーなところもあったが、前半は素晴らしいゲームをしていた。後半に自分たちの気持ちを出し切って結果を出せた。次のゲームは今日の前半よりいいプレーをすること、全員が感じたことだと思うが次の試合では同じ思いをしたくない」

○久保キャプテン
「寒いなか、多くのサポータが声援してくれて勝つことができた。前半かなり点を取られたが、後半盛り返すことができたのは声援のおかげだと感謝している。
後半は風上に立って落ち着いてプレーすることができた。反省点は風下で一つのミスがトライにつながってしまうこと、ボールの球出しのところでうまくいかなかった点。一人ひとりが何をするか反省して次のトヨタ戦に臨む」

ヤマハ、バティ ヘッドコーチ(右)と久保キャプテン ヤマハ、バティ ヘッドコーチ(右)と久保キャプテン

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