2節 会見リポート(ワールド 25-28 トヨタ)

◎ワールド ファイティングブル
○デス・キッサーンヘッドコーチ

「前半食い下がることができた。後半もポイントも取れたし、いい流れだった。トヨタは強い。2、3の命取りになるミスが響いた。ワールドにも勝つチャンスがあった」

○舛尾主将
「昨年のトップリーグ開幕戦、それのリベンジと思ってやったが、最後は悔しい結果になってしまった。前半は風もあり、食い下がれた。いいペースだった。後半は立ち上がりから点を取られ、最後は自分たちの我慢ができなかった。次の試合に向けて、修正していく」

――シンビンの影響は。
○デス・キッサーンヘッドコーチ
「たしかに助けにはならなかった(笑)。10分間、バックスは6人。シンビンがどうこうというより、試合の決まりごとが守れなかったということが良くない」

――トヨタのフォワードのプレッシャーはどうだったか。
○舛尾主将
「スクラムはプレッシャーがかかると思ったが、組むことができた。一人一人が大きし、プレッシャーは感じた」

――ディフェンスがよかったが、そこはどうか。
○デス・キッサーンヘッドコーチ
「107から110のタックルを行い、8回ボールを取った。トヨタは1試合でせいぜい2、3回しかボールを渡さないチームだ。それを考えるとよいディフェンスをしている」


◎トヨタ自動車ヴェルブリッツ
○朽木監督

「セコベに助けられた試合。正直、厳しい戦いになるだろうとは思っていた。前半風上の戦い方で予想外だった。試合を最後まであきらめなかったのは評価できる。課題が残る試合だったが、5ポイント取れたのはよかった」

○北川主将
「課題が残る試合。勝てたのはよかった。最後は15人がまとまった」

――セットプレーの安定という点で、どうか。
○北川主将
「ラインアウトはクイックでいこうということだった。そこから焦りが出て、ミスにつながった。スクラムはタイミングなど細かなところで反則を取られてリズムが悪くなった」

――今後の課題は。
○朽木監督
「トヨタは外国人のインパクトが強い。外国人に引っ張られていくチーム。そこで試合の流れをつくっていく。良いところでもあり、悪いところでもある。ティアティア、アストンが引っぱっていくゲームスタイルだ。だが、いざ一枚になると突破口ができない。日本人のフォワードがまだまだ弱い」

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