3節 会見リポート(東芝府中 73-3 セコム)

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東芝府中 73-3 セコム   東芝府中 73-3 セコム   東芝府中 73-3 セコム

セコムラガッツ、加藤ヘッドコーチ(右)と小池キャプテン
セコムラガッツ、加藤ヘッドコーチ(右)と小池キャプテン


◎セコムラガッツ
○加藤尋久ヘッドコーチ

「昨年のチャンピオンチームとの対戦ということで、できることなら一泡吹かせたいと思っていた。ゲームに臨むにあたっては、80分間戦い続けること。ロースコアでゲームを進めていくこと、敵陣でゲームをしていくように伝えました。しかし、先週のヤマハ戦に引き続き、タックルミスや、東芝府中のコンタクトエリアでの上手さなどで思い通りのゲームができなかった。次のサントリー戦まで一週間空くので頭を切り替えて、またチャレンジしていきます。
今日の試合は、初戦・2戦目からメンバーを入れ替えました。日本人だけのFWにし、BKに2人の外国人選手を入れました。やはり東芝府中さんということでBKでのトライを避けたい、失点を抑えたいという意図からでした。結果的には思い通りにはいきませんでしたが、FWに入った生沼(知)、鈴木(学)や小松など1年目・2年目の若い選手がミスはあったが80分間頑張ってくれた。いい経験もできたと思うしトップのチームとの力の差を実感してくれたと思うし今日の収穫だと思う」

○小池善行キャプテン
「今日の試合は、キックオフから全部出そうという気持ちでやってきました。しかし、結果的には東芝府中の激しいプレッシャーと自分たちのミスもあって自滅してしまいました。とにかく切り替えて2週間後に臨みたい。完敗でした。今日はFW8人が、チャンピオンチームにどれだけチャレンジできるかでしたが、前半タイトにプレーしてくれて頼もしかったです」


東芝府中 73-3 セコム   東芝府中 73-3 セコム

東芝府中ブレイブルーパス、薫田監督(右)と立川ゲームキャプテン
東芝府中ブレイブルーパス、薫田監督(右)と立川ゲームキャプテン


◎東芝府中ブレイブルーパス
○薫田真広監督

「外国人プレーヤーを2人バックスに入れてロースコアなゲームプランを組んで来た。これは我々にとって嫌なゲームプランでした。ただし、アタックに関しては、分析の結果ある程度我々の得意なパターンで攻めれば点数は取れると思っていたので、自分たちの強いところで試合をつくるように、そして50/50のパスはしないように送り出しました。若干のミスはありましたが、バランスのいいゲームができたと思っています。
メンバーに関しては、FWは基本的に代えていません。BKに関しては、けが人などの影響もあって代えています。WTBの平田は前回の試合に途中で使って良かったので、先発で起用することでさらに伸びてくれるのではないかと思い切って使いました。結果的には、今日のMVP級の活躍をしてくれました。また、オトは、けがからの復帰でゲーム勘は戻っておらず、しっくりしていない部分もありました。
得点差に関しては、最多得点を狙うよう指示をしましたが、結果的には相手に取らせないことで最多得点差にできた。これはDFがうまく機能したといえるので満足しています。
我々の理想とする立ってプレーする、少人数で繋いでいくというプレーはまだまだです。タックルを受けながらのプレーやパスでDFラインを切っていくようなプレーは選手の判断に任せていますが、そういったところに深みが出てくればもっと良くなっていきますので、次に向けて修正していきたいと思います」

○立川剛士ゲームキャプテン
「トライを取らせずに、ボーナスポイントを与えないディフェンスができて満足しています。ただ、細かい繋ぎの部分でミスがあったので、この部分は次のリコー戦に向けて修整していきたいと思います」

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