第7節プレビュー

開幕6連勝狙う三洋電機ワイルドナイツ
=神戸製鋼-NEC戦にも注目=


ジャパンラグビートップリーグは10月29・30の両日、東京・秩父宮ラグビー場ほかで第7節の6試合を行い、前半戦を終了。日本代表戦(11月5日秩父宮、対スペイン代表)がある11月を休止期間とし、12月3日から後半戦に突入する。

前節、全勝対決で東芝府中ブレイブルーパスを撃破。開幕5連勝とした三洋電機ワイルドナイツの快進撃がどこまで続くか。今週はリコーブラックラムズと対戦(29日12時、秩父宮)する。首位の東芝府中から51点を奪い、攻撃力で自信を増したうえ、組織的なディフェンスも効果的だった。勝敗を五分(現在2勝3敗)に戻したいリコーだが、守りを立て直し、三洋電機の勢いを止められるか。

4勝1敗で3位につけているNECグリーンロケッツと、ここ3連勝と復調気配の神戸製鋼コベルコスティーラーズとの一戦(29日14時、大阪・花園)も注目される。NECはセコムラガッツ戦では、決定力を欠いて手こずった。優勝争いに残るには、ここで難敵をたたいておきたいところだが、神戸製鋼も巻き返しに懸命。FW戦で優位に立って、切り札の大畑へ生きた球を回せるか。白熱した好試合が期待できそうだ。

リーグ戦の連勝が14でストップ。2位に後退したとはいえ、東芝府中の地力はリーグ随一。気分一新でワールドファイティングブル戦(29日14時、神奈川・三ツ沢公園球技場)に臨む。ワールドは接戦に持ちこみ、一波乱狙いたい。

このほか、セコムラガッツ-トヨタ自動車ヴェルブリッツ(29日14時、秩父宮)、サントリーサンゴリアス-クボタスピアーズ(29日12時、三ツ沢)、福岡サニックスブルース-ヤマハ発動機ジュビロ(30日13時、福岡・博多の森球技場)の3試合が行われる。

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