サントリーホールディングス、公式戦にグリーン電力を提供

サントリーサンゴリアスより、トップリーグ初の自然エネルギーを利用した試合開催(10月9日、秩父宮ラグビー場)について発表がありましたので、ご紹介します。

─ ラグビートップリーグ初の自然エネルギーを利用した試合が
10月9日(金)秩父宮ラグビー場にて開催 ─


サントリーホールディングス(株)は、ジャパンラグビートップリーグ公式戦「サントリーサンゴリアス 対 ホンダヒート」(主催:(財)日本ラグビーフットボール協会、日時:10月9日(金)19時30分~、場所:秩父宮ラグビー場)において、「グリーン電力証書1」システムを利用し、自然エネルギーから発電されるグリーン電力を提供します。

今回の取組みは、当社がエナジーグリーン(株)2から発行される「グリーン電力証書」を購入することで、試合で消費されるオーロラビジョンおよびナイター照明などの約2,000kWh相当を、小水力3によって発電されたグリーン電力が活用されたと見なされるものです。
なお、ジャパンラグビートップリーグの公式戦で、グリーン電力が活用されるのは今回が初めての取組みとなります。

当社は、「水と生きる SUNTORY」をコーポレートメッセージに掲げ、創業以来、水や植物といった自然環境との共生を目指した企業活動を推進しています。今後も、持続可能な地球環境の実現に貢献するため、「環境」という視点を経営の柱の一つと捉え、環境経営をよりいっそう推進していきます。

1 グリーン電力証書とは
グリーン電力とは、太陽光、風力、水力といった自然の恵みから生まれた「自然エネルギー」によって発電された電力のことです。石油や石炭などの化石燃料や原子力による従来型のエネルギーとは違い、地球環境に優しい持続可能なエネルギーで、環境への負荷が小さい「再生可能エネルギー」とも呼ばれています。
グリーン電力証書とは、使用電力に応じて購入すると、その資金は太陽光発電や水力発電などの自然エネルギー事業に提供され、グリーン電力を使ったと見なされる仕組みです。なお、グリーン電力証書は、信頼性を確保する第三者機関の認証を得て交付されています。

2 エナジーグリーン(株)とは
2007年設立。グリーン電力証書・市民出資・地産地消のエネルギー事業のパイオニアとして、また環境エネルギー政策のフロンティアとして、地域の自立やエネルギー転換につながる本物のソリューションを提供しています。

3 小水力発電とは
数十kwから数千kw程度の比較的小規模な発電の総称で、ダムや大規模な水源を必要とせず、比較的簡単な工事で、農業用水の排水施設など小さな水源で発電できます。


サントリーラグビー部「サンゴリアス」について
“スポーツを通じた健やかな明るい社会づくりへの貢献、および地域との密着によるラグビーの底辺拡大"および“社内の一体感の醸成"を目的に1980年創部されました。1997年からは、“サントリーサンゴリアス"というマスコットネームを採用し、ファンの皆様に親しまれています。現在まで、東日本社会人リーグ優勝6回、全国社会人大会優勝3回、マイクロソフトカップ(ジャパンラグビートップリーグ)優勝1回、日本選手権優勝3回。

●サントリーサンゴリアスホームページ

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