6節 マッチサマリー(リコー 22-31 東芝)

リコー 22-31 東芝   リコー 22-31 東芝   リコー 22-31 東芝   リコー 22-31 東芝   リコー 22-31 東芝

リコーブラックラムズ 22-31 東芝ブレイブルーパス
【week6/2010年10月16日(土) at 神奈川・ニッパツ三ツ沢球技場】

前半のスタートはお互いに反則の少ない展開であり、有効なキックを使い、相手陣でのゲーム展開で進んだ。リコーはライン攻撃をするが、孤立する場合が多く、東芝のディフェンスにモール、ラックの巧さからボールを支配され反則を繰り返し、東芝の早いテンポからの展開で3トライを奪われる。

後半はリコーが東芝のラックを押し、ミスを誘い、そのボールをキック処理し2トライをあげる、拮抗した試合展開になった。一進一退のゲームであったが、東芝ゴール前のPG成功からリコー陣内での展開になり右ゴール前でのモールを押し込み、ダメ押しのトライを奪う。時間のない中、リコー最後の攻撃をくり返すが得点に結びつけることはできずにノーサイドになる。

お互いにキックを有意に使う展開の早い好ゲームであったが、モール、ラックの差が点差に出た試合であった。

リコー 22-31 東芝   リコー 22-31 東芝   リコー 22-31 東芝   リコー 22-31 東芝   リコー 22-31 東芝
会見ダイジェスト
リコーブラックラムズ
山品コーチ(右)、滝澤ゲームキャプテン
山品コーチ(右)、滝澤ゲームキャプテン


◎リコーブラックラムズ
○山品博嗣コーチ
「非常に悔しい試合だった。重要なところでペナルティをおかしてしまった」

○滝澤佳之ゲームキャプテン
「最後まで東芝の接点などでの集中力が凄かった。そういった意味では、非常に勉強になった試合だった。
前半戦はあと1試合残っているので、しっかりと修正して臨みたい」

リコー 22-31 東芝   リコー 22-31 東芝   リコー 22-31 東芝   リコー 22-31 東芝
東芝ブレイブルーパス
瀬川監督(中)、廣瀬キャプテン(右)、ヒル選手
瀬川監督(中)、廣瀬キャプテン(右)、ヒル選手


◎東芝ブレイブルーパス
○瀬川智広監督
「近いようで、なかなかできなかった三ツ沢球技場でできて素晴らしかった。リコーの激しいタックルの中、勝ち点を取れてポイントを取らせなかったのが収穫。前半節残り1試合、今日のポイントを修正したい」

○廣瀬俊朗キャプテン
「素晴らしい環境、素晴らしい芝生でとても楽しみだったし、よかった。リコーの気迫にやられて、スキルではなかった。チームが自分達を信じて試合を行い、勝利して意味のある試合だった」

○デイビッド・ヒル選手(Man of the Match)
「難しいゲームだった。後半最初の10分ペナルティで押されたが切り替えた。大変疲れた」

──気迫に押されたと言われていたが、相手がやりたい事をして逆転を許されたのか?
○瀬川監督
「約束事が崩れてしまった。自分達のやる試合ではなかった。スキルを突いてきたため、ターンオーバーの起こるゲームだった。スキルのある選手が流れを持ってくるのはリコーの戦い方」

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