ファーストステージ・第3節 マッチサマリー（神戸製鋼 48-3 NTTドコモ）

NTTドコモレッドハリケーンズ

下沖正博ヘッドコーチ

「多くの方に集まっていただき、そんな状況でゲームができて嬉しいです。選手もそうだと思います。1節、2節と勝利し、自信をつけてのぞみましたが100％の力を出せず、この結果に終わりました。選手はよく頑張っていました。責任はすべて私にあります。1週間空くので（今試合で）8トライをとられた原因にフォーカスして、いい準備をして次にのぞみたいです」

吉岡宏樹キャプテン

「（今シーズン）初めて大阪でゲームができてよかったです。試合は、神戸製鋼の強さに受け身になってしまいました。もっとチャレンジャーらしく、またミスを少なくしていかなければならないです。1stステージで上位に上がるために頑張っていきたいと思います」

──100％の力が出せなかった原因は？

下沖ヘッドコーチ

「序盤にミスが多く、セットプレー、特にラインアウトから仕掛けたかったがそれができなかったです」

神戸製鋼コベルコスティーラーズ

苑田右二ヘッドコーチ

「大阪での（今シーズン）初めてのゲーム、前節の九州電力戦の反省をふまえていい練習ができ、特にボールを動かすことに重点を置いてのぞみました。それが今日の結果につながりました。前半はBKが連携してボールを動かして活躍してくれ、後半はFWがオフロードでつないでトライをとってくれたことが嬉しいです」

正面健司バイスキャプテン

「前節の前半はゲームの入りが悪かったですが、今日は入りが良くて楽になりました。また、後半はしっかりと走り勝てたと思います」

──前節から大幅にメンバーを替えたのは？

苑田ヘッドコーチ

「パスカ、猿渡が怪我から復帰してきましたし、森田はボールを動かす目的で、中濱は非常に調子がいいので起用しました。現時点でいいプレーをしている選手を選んでいます」

──メンバーは固定するのとどちらが良いか？

苑田ヘッドコーチ

「固定するにこしたことはありませんが、シーズンは長いので、まず4位以内に入って次のステージに進まなければなりません。その目標達成には、まず現時点でいいメンバーを選びコミュニケーションをしっかり取って数をこなしていく必要があります」

──ボールを動かすために重点的に取り組んだことは？

苑田ヘッドコーチ

「キーワードは３つあり、リレントレス（容赦しない、不屈の等の意味）、アグレッシブアタック、レッグドライブです。NTTドコモは6番、8番がジャッカルが上手いので彼らにボールを渡さないこと、1対1で負けないことが重要でした。今日はFWとBKのつながりで空いたスペースにボールを運び、いいランナーに走らせることができました」

──サントリーがNECに負けたが？

苑田ヘッドコーチ

「自分は他のゲームは一切観ていないです。『我々は何をしなければならないか』が重要で、目の前の相手に勝つことだけに集中しています」