ファーストステージ・第7節 マッチサマリー(東芝 22-19 近鉄)
ファーストステージ・第7節 プールB 台風の影響が心配されたが、当日は快晴の絶好のコンディションの中、鳥取県で初めてのトップリーグが開催された。東芝ブレイブルーパス対近鉄ライナーズの対戦は、フォワードで終始攻め込んだ東芝が3トライで前半をリードするも、後半は近鉄の好タックルを受け、攻め込みながらもチャンスでのミスが出てトライが取りきれず、逆に近鉄にトライを許し同点となったが終了1分前のPGで辛くも東芝が逃げ切った。 前半2分と11分に東芝がゴール前のラックからつなぎWTBの廣瀬俊朗、宇薄岳央がトライしリードするも、近鉄もその後27分SO重光泰昌、33分WTB松井寛将と、ゴール前ラックの連取からトライを奪い同点とする。東芝はその後、フォワード戦で優位に戦い36分LO大野均のトライでリードして前半を終了する。(前半終了19対12) 後半11分に近鉄が少ないチャンスを生かしNO8ラディキ・サモのトライで同点とする。その後東芝が近鉄陣内で優位に展開するが、近鉄も好タックルで応戦する。東芝は攻め込みながらミスでなかなかトライが取れなかったが、終了1分前のPGで辛くも逃げ切った。 マン・オブ・ザ・マッチには試合をとおして、惜しみないタックルと忠実なフォローからのアタックで勝利に貢献した東芝ブレイブルーパスのFLスティーブン・ベイツが選ばれた。 ● 記者会見ダイジェスト ●
近鉄ライナーズ 前田隆介監督(左)、森田尚希ゲームキャプテン 前田隆介監督 「前節でセカンドステージは下部(B)グループに入る事が決まっていたのですが難しいモチベーションの中、選手はよくファイトしてくれたと思います。チャンスがあったのですがトライが取りきれなかったのが、今のうちのチーム力かなと思います」 森田尚希ゲームキャプテン 「選手皆でこの試合のモチベーションをどうもっていくか話しました。選手は気持ちを切り替えて良くファイトできたと思いますし、ここまで接戦のゲームができた事を次のステージに生かしたいと思います」 東芝ブレイブルーパス 和田賢一監督(左)、望月雄太ゲームキャプテン 和田賢一監督 「勝たなければならないプレッシャーと近鉄さんの好ファイトで、チャンスにミスをしてしまってリズムが悪くなってしまった。セカンドステージではそのあたりを修正して上を目指してやって行きたい」 望月雄太ゲームキャプテン 「今日のゲームに勝たなければならないという事で、動きが堅かった部分があったかもしれません。ミスが多くリズムに乗れなかったが、それでも勝てたので良い方向に考えて、セカンドステージでは頑張りたい」 |