ファーストステージ第6節 マッチサマリー(NTTコミュニケーションズ 29-26 ヤマハ発動機)

NTTコミュニケーションズ
シャイニングアークス
NTTコミュニケーションズシャイニングアークス
29 合計 26
15 前半 21
14 後半 5
5 勝点 2
21 総勝点 21
ヤマハ発動機
ジュビロ
ヤマハ発動機ジュビロ

NTTコミュニケーションズシャイニングアークス 29-26 ヤマハ発動機ジュビロ

ファーストステージ・第6節 プールA
2014年10月12日(日)13:00キックオフ/富山・富山県総合運動公園陸上競技場

穏やかな秋の陽光の中、2季ぶりに富山県でトップリーグが、開催されました。
序盤、スクラムで優位に立ったヤマハ発動機ジュビロが敵陣に入り、ゴール前ラインアウトを起点に形成したモールからの攻撃で、立て続けにトライを奪いました。前半はスクラムの影響もあり、ヤマハ発動機が優位にゲームをコントロールしましたが、前半30分過ぎからNTTコミュニケーションズシャイニングアークスもゴール前のペナルティからボールを繋ぎトライを決め、反撃の準備を整えます。

後半は、序盤に両チームがトライを取りましたが、以降、お互いにディフェンスが冴え渡り、ボールを敵陣に進めることができません。両チーム共に選手入替を積極的に行い、状況を好転させようとします。
後半27分、ヤマハ発動機の運動量が落ちてきたところで、NTTコムは自陣からボールを繋ぎ、4番栗原大介選手が中央にトライを決め、逆転に成功します。
ヤマハ発動機も終盤猛攻を仕掛けますが、NTTコムはゴールを背にしてタックルでしのぎ、逆転を許しません。

結局、29-26でNTTコミュニケーションズシャイニングアークスが勝利しました。
マン・オブ・ザ・マッチは、最後に逆転のトライを決めたNTTコミュニケーションズ4番栗原大介選手が受賞しました。


● 記者会見ダイジェスト ●

ヤマハ発動機ジュビロ


清宮監督(右)、三村キャプテン

清宮克幸監督

「2年ぶりの富山での試合で勝利できなくて残念です。序盤からセットプレーでかなり優位に立てたので、前半からキック中心でなく、FWでどんどん前に出て3トライを奪って主導権を握りながら、気の緩みから徐々に隙を突かれ、必要のない3トライを奪われたのが決定的でした。改めて、今日の結果をしっかり検証し直して、次戦の東芝との試合に臨みたい」

三村勇飛丸キャプテン

「前半からしっかりとセットプレーで圧力をかけて点差をつけてリードしながら、自分達のミスや緩みから後半は上手くボールを繋がれてトライを奪われ失点を重ねてしまいました。ファーストステージで上位に入ったのは嬉しいが、次の試合に向けて修正して準備していきたいです」


NTTコミュニケーションズシャイニングアークス

NTTコミュニケーションズシャイニングアークス
ペニー ヘッドコーチ(左)、溝口キャプテン

ロブ・ペニー ヘッドコーチ

「今日はとてもタフなゲームで、ヤマハ発動機という素晴らしいチームに勝利できて本当に嬉しいです。前半からプレッシャーをかけ続けられたにもかかわらず、あきらめずに粘り強くディフェンスして、数少ないチャンスをものにして勝利したことを誇りに思います。今日の勝利でセカンドステージの上位グループ進出も決定しました。今後も厳しい試合が続きますが、自信を持ってこれからも戦っていきたい」

溝口裕哉キャプテン

「今日のヤマハ発動機戦に勝利し、セカンドステージ上位グループに進出が決まって本当に嬉しいです。前半から強烈に圧力を受け続け、どんどん点差を広げられ、今までならここで終わってしまうところですが、今年はディフェンスをチーム規律とし、最後まで諦めずにタックルをやりきったことが勝利に繋がったと思います。今日の逆転勝利に浮かれることなく、次の試合、そしてセカンドステージ上位との対戦に進んでいきたいです」



マン・オブ・ザ・マッチは、NTTコミュニケーションズシャイニングアークス4番栗原大介選手

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