プレシーズンリーグ トーナメント戦 1回戦マッチサマリー(NEC 20-28 NTTコミュニケーションズ)

NEC
グリーンロケッツ
NECグリーンロケッツ
20 合計 28
20 前半 8
0 後半 20
NTTコミュニケーションズ
シャイニングアークス
NTTコミュニケーションズシャイニングアークス
NEC 20-28 NTTコミュニケーションズ

NECグリーンロケッツ 20-28 NTTコミュニケーションズシャイニングアークス

プレシーズンリーグ ボウルトーナメント 1回戦
2015年10月3日(土)14:05キックオフ/埼玉・熊谷スポーツ文化公園(県営熊谷ラグビー場)

秋晴れと言うにはやや暑さの残る熊谷ラグビー場。第一試合の熱も冷めやらぬ中で更に熱気を増した第2試合。
プールA3位 NECグリーンロケッツ対プールC3位 NTTコミュニケーションズシャイニングアークスのプレシーズンリーグ トーナメント戦1回戦。

序盤は手堅くキック合戦となった。
試合が動いたのは前半13分、NECの反則で得たペナルティーゴールをNTTコミュニケーションズ10番川本祐輝が決め先制。0-3となる。
この得点を皮切りに両チームの得点ラッシュが始まる。
前半20分、NTTコミュニケーションズが反則を受けNECはペナルティーゴールを選択。10番ウェブ将武が決め3-3と同点とする。
直後の前半21分NTTコミュニケーションズのキックオフが5mを越えずにNECボールのセンタースクラムとなり、9番木村友憲の持ち出したボールがNEC11番竹中祥に渡り、ハーフウェイを走り抜けトライを決める。10番ウェブ将武のゴールも決まり10-3。
続く前半24分にはNTTコミュニケーションズ14番友井川拓がライン際を駆け上がりノーホイッスルトライ。ゴールは決まらず10-8。接戦を演じる。
前半29分NECはラックから出たボールをキックで転がし、11番竹中祥が相手ディフェンスと競りながらもトライ。10番ウェブ将武のゴール成功で17-8。
前半終了直前の37分には、NEC10番ウェブ将武がPGを難なく決めて20-8とリードを広げ、前半を終了させる。

後半に入ると一変してNTTコミュニケーションズペースに終始する。
後半3分にPGを10番川本祐輝が決め、20-11とすると、後半4分にはFWが体を当て続けて空けたスペースに1番秋葉俊和が潜り込みトライ。10番川本祐輝のゴールも決まり20-18と追い上げる。
攻撃の止まらないNTTコミュニケーションズ。後半11分にはNEC陣内22mライン付近のラインアウトからモールを押し込み、8番ヴィリー・ブリッツがトライ。10番川本祐輝のゴールも決まり20-25として逆転。
試合終盤にさしかかる後半23分に10番川本祐輝のペナルティーゴールが決まり、20-28とリードを広げた。
試合終盤まで拮抗した展開が続くもNTTコミュニケーションズはNECに得点を与えず、20-28で試合終了。

マン・オブ・ザ・マッチには献身的なディフェンスやラインアウトでの活躍が目立ったNTTコミュニケーションズ4番馬屋原誠が受賞。
NTTコミュニケーションズはこれで熊谷ラグビー場での勝敗を3勝0敗とし、次回の熊谷ラグビー場での試合は12月5日(土)トップリーグ第4節でパナソニックワイルドナイツとの対戦となり、熊谷ラグビー場における全勝チームの対決が見られることになる。
(埼玉県ラグビーフットボール協会:針ヶ谷 光洋)

NEC 20-28 NTTコミュニケーションズ

● 記者会見ダイジェスト ●

NECグリーンロケッツ

相澤輝雄総監督

「ブレイクダウンで、うちも良い形もできましたが、NTTコムさんも非常に強くて肝心なところでタックルミスが出たのが残念でした。
セットプレーがしっかりできていれば良いアタックができ、トライも取れています。ただ、ラインアウトでミスした時など、セットプレーが崩れた時には相手につけ込まれています。
やらなくていいトライなど、うちのコミュニケーションがとれないミスで取られていたこともあり、そこは残念でした。
組織的には破綻する事は無かったけれども、1対1のタックルで食い込まれているので、今後改善していきます。
負傷者もいて、次戦のメンバーを組むのも大変だが、しっかりと対応していきたいと思います」

NEC 20-28 NTTコミュニケーションズ

NTTコミュニケーションズシャイニングアークス

ロブ・ペニー ヘッドコーチ

「試合の入り方はとてもよかったです。
自分たちが(トライを)取りきれるチャンスを取りきれず、NECさんの巻き返しによりトライを取られてしまい、ディフェンスのシステムが守れず機能しませんでした。
ハーフタイムを良い形で折り返す事ができませんでしたが、後半の25分は良い形で自分たちのラグビーができました。
最後に勝つ事ができて良かったです。
次のステージでは今より更にパフォーマンスを高めていきたいと思います」

NEC 20-28 NTTコミュニケーションズ

NEC 20-28 NTTコミュニケーションズ

NEC 20-28 NTTコミュニケーションズ

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