トップリーグ 2016-2017 第2節 記者会見レポート(サントリー 50-0 Honda)

トップリーグ2016-2017 第2節
2016年9月3日(土)16:30キックオフ/東京・秩父宮ラグビー場
サントリーサンゴリアス 50-0 Honda HEAT

◎Honda HEAT

Honda HEATの藤本ヘッドコーチ(右)、小林ゲームキャプテン

Honda HEATの藤本ヘッドコーチ(右)、小林ゲームキャプテン

○藤本知明ヘッドコーチ

「本日はありがとうございました。サントリーさんのスクラム、ラインアウト、1on1のところの強さ、こちらのタックルも外され、ペナルティ16個と、すべてHondaが下回っていました。シーズンがまだ早い時期ですからしっかり立て直してHondaのラグビーをしていきたいと思います」

──得点プランは?

「点を取るプランとして、敵陣30mくらいに入ったところで、行こうとしていましたが、アタックで入れませんでした。サントリーさんの速いパス回しと、長く良いキックで陣地を失ってしまったのが大きかったと思います」

──キャプテンを先発から外したが?

「若手のハーフ団が伸びてきたので、スターターとして使いました」

──次のトヨタ戦は?

「トヨタ戦に向けては、相手のプレーどうこうでなく、もう一度Hondaのラグビーで自分たちがしたいことを確認したいと思います。今日のポゼッションは恐らく30パーセント位です。まず、自分たちのボールを獲得して、キックを多めに使い敵陣へ行くことにフォーカスし過ぎました」

○小林亮太ゲームキャプテン

「お疲れ様です。本日はありがとうございました。相手の強いコンタクトを知っていたので、チームとしてハードに行こうとしましたが、しようとしていたアタックまで行けずこちらのテンポを出すことができませんでした。次の試合に向けて修正したいと思います」

──戦い方は?

「キッキングゲームで勝てなかった場面が多く、用意したことを出せませんでした」

◎サントリーサンゴリアス

サントリーサンゴリアスの沢木監督(右)、流キャプテン

サントリーサンゴリアスの沢木監督(右)、流キャプテン

○沢木敬介監督

「お疲れ様です。サントリーとして、前半はうちのラグビーでない試合でした。前週も前半は遅くて、ペースがつかめませんでした。後半は、若い選手たちはエナジーを出し、修正してくれてサントリーらしさが出たと思います」

──前半、上手くいかなかった理由は?

「原因は開幕戦の近鉄さんのディフェンスです。飛び出してくるディフェンスに備えて、ちょっとポジションを後ろにしようとする意識があったと思います。今日はスペースを生むことを目指しましたが、ああいった中でディフェンスを切り裂くことができて、良かったと思います」

──今日のプレーに点数を付けるとすると?

「前半は8点、後半は65点くらいでしょうか」

──エディ・ジョーンズ前ヘッドコーチが観戦していたが、どんな話題を?

「ラグビーに関しての雑談です。世界のラグビーのトレンドとか、情報をアドバイスしてくれて、戦術とか試合の事は話しません」

──エディさんのアドバイスは?

「前半はダメ出しの連続で、皆さんよくご存知のとおりでした(苦笑)。後半はテンポが出てきたねと」

──二人のスクラムハーフをどう起用していくのか?

「二人とも持ち味があるので。今日はビジョンをもってキックを蹴ったが、サントリーのペースにしたかったので、ボールを持つ方が良かったと思います。前半は相手にボールを渡しすぎでした。後半は日和佐がボールを持ってくれました。お互いの持ち味を生かしながらやっていきたいと思います」

──キャプテンの良いトライもあったが?

「もちろん、流はパフォーマンスで先発を取らなくてはいけませんし、彼らしいチャレンジをして、今日も良い勉強になったと思います」

○流大キャプテン

「前半は上手くいかないところがありましたが、それを経験できたのは良かったと思います。後半は修正して、相手のトライを0に抑えたのは良かったと思います」

──前半、苦労したことは?

「取りきれないところでのパスがありました。相手のディフェンスの出方をしっかりハーフ団で見極めることができなかったところです」

──ここまで2試合の感想は?

「僕の中では良いパフォーマンスを出せていません。日和佐さんとお互いのカラーをぶつけ合いながら、いろんな事に頑張っていきたいと思います。自分のトライは皆のサポートをしただけです。日和佐さんはゲインラインをしっかり前へ出していました。僕ももう一度自分なりの良さを出したいと思います」

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