トップリーグ 2016-2017 第3節 記者会見レポート(サントリー 23-17 リコー)

トップリーグ2016-2017 第3節
2016年9月10日(土)19:00キックオフ/東京・秩父宮ラグビー場
サントリーサンゴリアス 23-17 リコーブラックラムズ

◎リコーブラックラムズ

リコーブラックラムズの神鳥監督(右)、馬渕キャプテン

リコーブラックラムズの神鳥監督(右)、馬渕キャプテン

○神鳥裕之監督

「本日はありがとうございました。率直に悔しくて。選手は勇敢に戦って、最後まで接戦に持ち込んでくれました。また、前半はリードするゲーム展開ができました。最後の最後、難しいところのエラーで負けたのが、サントリーさんとの差だと思います。これを自信にして、来週の試合に備えていきたいと思います」

──ナナイウィリアムズ選手をウイングで起用したのは?

「彼はどこのポジションでもできる選手ですが、フルバックだとキック処理など出てくるので、今日はシンプルにトライを獲る強みを出してもらおうと。これからは、色々なポジションをしてもらうことになります」

──前節の結果を受けて、どの辺りにフォーカスしてきたのか?

「まずはディフェンスです。前節、自信を持っていたディフェンスが後半崩されたので、ラインスピードを上げて、下にチョップタックルに入り、サントリーさんにやりたいラグビーをさせないでいこうとしました。アタックも、自陣で回してターンオーバーされるというケースがあったので、エリアマネジメントを考えてきました」

○馬渕武史キャプテン

「今日はどうもありがとうございました。試合のほうは悔しい結果でしたが、次につながる良い試合ができました。次週は勝ちたいと思います」

◎サントリーサンゴリアス

サントリーサンゴリアスの沢木監督(右)、流キャプテン

サントリーサンゴリアスの沢木監督(右)、流キャプテン

○沢木敬介監督

「皆さん、お疲れ様です。本当は見ている人もやっぱり、ああいうレベルの低いプレーは見たくないと思います。今日はチームに敢えてプレッシャーをかけて、その中でも勝てたことは良かったですが、前半はサントリーのラグビーで支配することができませんでした。開幕して3試合、そこができていません。来週のパナソニック戦はチャンピオンチームですから、色んな仕掛けをどんどんしていきたいし、100パーセント出していかないと。しっかり準備していきたいと思います」

──中村駿太選手は?
「若い選手もしっかり経験させながら、ベテランと上手くバランスをとって成長させたいと考えています。小林も中村駿太も勉強させたいですね。ウチは、スーパーラグビー経験者のジョー・ウィーラーも青木も居ますから、色んなことを学びながら成長しているが、ベスト15に入るかという競争が基本です」

──チームの成長は?
「3連勝で、我慢し合うことができています。そこが、今年のチームの成長です」

──点数を付けるとすると?
「また、それですか(苦笑)。低い点数になりますね。3連勝しているので、まあ20点というところでしょうか」

○流大キャプテン

「前半からテンポを出そうとしたが、自分たちのミス、ディフェンスのミスからスコアされました。ここ3試合、後半は修正できてはいるが、もう一度、前半から出せるよう準備していきたいと思います」

──リコーを走らせてバテさせるつもりだったのか?

「正直、相手のボディランゲージでは、効いていたと思います。そこで仕留める精度がこちらになく、前半はリコーさんのほうが上回りました。後半は仕掛けたが、細かなエラーが出てしまいました。相手より走る、というマインドはあるが、プレーの精度と獲り切る意識の部分が課題です」

──レフリーとのコミュニケーションは?

「もちろん、レフリーとのコミュニケーションはキャプテンの仕事です。色々なレフリーが居ますから、しっかりそれに対応することも大事です。僕らのスタンダードがあっても、レフリーのジャッジに合わせてチームに落とし込んでいかなければいけないと思います」

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