トップリーグ 2017-2018 総合順位決定トーナメント1回戦 レポート(神戸製鋼 19‐10 リコー)

ジャパンラグビー トップリーグ 2017-2018 総合順位決定トーナメント1回戦(5位決定トーナメント)
2018年1月6日(土)11:30キックオフ/東京・秩父宮ラグビー場
神戸製鋼コベルコスティーラーズ 19‐10 リコーブラックラムズ

リコーブラックラムズ

リコーブラックラムズの神鳥監督(右)、山本ゲームキャプテン

リコーブラックラムズの神鳥監督(右)、山本ゲームキャプテン

神鳥裕之監督

「今日は勝ってチームとしてトップリーグで過去最高の順位となる5位を狙うという順位決定戦だったので、『負けられない』と感じて臨みました。チャンスを生かしたほうが試合に勝つのだと思いますが、今日のリコーはそのチャンスを生かせなかったと思います。あと1試合残っていますが、ぜひ勝ってシーズンを終わりたいと思います」

──神戸製鋼とは今日はシーズン2回目の対戦(注:1回目の対戦は10月22日リコー15-10神戸製鋼)になりましたが、今日の試合に臨んでのポイントは?

「10月に一度対戦していますが、特に大きなゲームプランは変えていません。ラインアウトからのモールやブレイクダウンなどの近場でのアグレッシブさを意識して準備してきました。準備してきたことは特にディフェンス面ではできていたと思いますが、今日の試合ではチャンスで取りきれなかったことが全てです。マイボールのラインアウトでボールを確保できず敵に与えてしまったこともあったのが大きかったと思います」

山本昌太ゲームキャプテン

「今日の試合へはシーズン5位を目指して、いい準備をしてきましたが、試合でそれを出せませんでした。神戸製鋼のプレッシャーもあって、やりたいことができずに試合が終わってしまいました。あと1試合ですので、しっかり準備して次の試合に臨みたいと思います」

神戸製鋼コベルコスティーラーズ

神戸製鋼コベルコスティーラーズのマッケイ ヘッドコーチ(右)、山中ゲームキャプテン

神戸製鋼コベルコスティーラーズのマッケイ ヘッドコーチ(右)、山中ゲームキャプテン

ジム・マッケイ ヘッドコーチ

「今日は、我々の選手の努力に感謝します。今日の試合ではこれまで1年間、求めてきた理想のものを出すことはできませんでしたが、今日、必要なものは勝利でした。勝利できたことが良かったです。リコーのディフェンスに神戸の選手が倒されることも多かったと思います。完璧な試合ではありませんでしたが勝ち切れたことが大きかったと思います」

──次の5位決定戦へ向けての気持ちはいかがですか?

「プライドをかけて戦うことです。可能であるうちの一番高いフィニッシュをあくまでも求めていきます。私たち自身も勝って誇りに思いたいですし、サポートしてくれている観客の皆さんにも勝利で誇りを感じていただきたいと思います。この2つが一番の目的です」

山中亮平ゲームキャプテン

「今日は勝ち切れたことが良かったです。前半の入りは良かったのですが、途中、あまり良くない時間も多くありました。後半最後に、得点を重ねることができて良かったです。ミスもありましたが、ボールキャリアーが前に出ることができていました」

──後半にはノットリリースザボールなど反則も取られることが多かったですが?

「リコーの選手の寄りが早かったです。自分たちがスピードで勝ち切れていませんでした。相手の強みに合わせてしまいました。後半キックをうまく使ったのが良かったと思います」

──次の5位決定戦に向けての課題は?

「まだどのチームと当たるかわかりませんが、東芝もNECもフィジカルの強いチームです。今日、神戸はフィジカルが良かったと思いますが、課題は特にセットプレーからのディフェンスです。ここはしっかり修正しなければいけないと思います。ラストの試合になりますのですべてを出し切るだけです」

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