LIXIL CUP 2015 セミファイナル レビュー

プレーオフトーナメント LIXIL CUP 2015セミファイナル速報サマリー 1/25

プレーオフトーナメント LIXIL CUP 2015

ジャパンラグビー トップリーグ プレーオフトーナメント
LIXIL CUP 2015
セミファイナル速報サマリー

東芝ブレイブルーパス 15-50 パナソニック ワイルドナイツ
1月25日(日) 14:00 東京・秩父宮ラグビー場

前半だけで37得点!パナソニックが東芝を圧倒
2連覇を賭けてヤマハ発動機との頂上決戦へ

25日、東京・秩父宮ラグビー場で「ジャパンラグビー トップリーグ プレーオフトーナメント LIXIL CUP 2015」セミファイナル第2戦が行われ、ディフェンディングチャンピオンのパナソニック ワイルドナイツが立ち上がりから東芝ブレイブルーパスを圧倒。
計5トライを挙げて、最終スコアは50-15という圧勝ぶりで、V2に王手をかけた。

HO堀江主将をはじめパワーとスキルを兼ね備えた選手たちが判断力を共有して変幻自在のアタックを連発。パナソニックが東芝を圧倒した

リーグ戦では、2戦して東芝の2勝。
「東芝さんに2回負けて、大切なものを学ばせてもらった。特に情熱や心の部分。自分たちのストラクチャーを信じて、最初の1秒から最後まで相手より情熱あるプレーをすることを徹底した」
東芝へのリベンジという意味合いもあったセミファイナルでのチームアプローチに関してHO堀江翔太主将がそう語ったとおり、パナソニックはキックオフから激しく前に出続けてボールを奪うと、チームとして大事にしている「判断力」(同主将)を共有しながらの即興的なアタックでトライを重ねた。

前半1分に東芝陣深くでのラインアウトで相手ボールをものにすると、FWが前に出た後、素早くワイドに振ってFL西原忠佑が右隅に飛び込み先制。
16分には敵陣ラインアウトから、SOベリック・バーンズが相手ディフェンスを幻惑して前に出た後、「その場で」判断したというWTB山田章仁がバーンズに接近してボールを受け取り、東芝BKを次々とかわしながらトライラインを越える。
その後もロビー・ディーンズ監督が「スペシャルパフォーマンスだった」と絶賛したパナソニックの猛攻は続き、28分、38分と、WTB北川智規が連続トライを奪って、前半だけで4トライ、4ゴール、3PGの37得点。
東芝には1PGの3点しか与えない完璧な内容で、現実的にはハーフタイム前に勝負を決めた。

後半に入ると、「吹っ切れた部分もあった」(冨岡鉄平ヘッドコーチ)という東芝が、スクラムでのペナルティートライなどで2トライを返したものの、パナソニックも敵陣に入ってはSOバーンズが着実にPGを重ねる堅実なパフォーマンスで最終的には得点を50点にまで伸ばして、東芝への完全なるリベンジを果たすとともに、三洋電機時代も含めて3度目となるトップリーグ制覇へあと1勝とした。

すでに前日、神戸製鋼コベルコスティーラーズを破ってファイナル進出を決めているヤマハ発動機との対戦となる「ジャパンラグビー トップリーグ プレーオフトーナメント LIXIL CUP 2015」ファイナルは2月1日、東京・秩父宮ラグビー場で行われる予定となっている。

text by Kenji Demura

WTB北川智規の2トライなど前半だけで4トライを重ねたパナソニックが東芝への完全リベンジを成し遂げ、V2に王手
3人のタックルに行く手を遮られる東芝CTBステイン。パナソニックDFの圧力の前に前に出られず東芝は完敗