1節 マッチサマリー(Honda 19-19 NTTドコモ)

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C:2011, JRFU(Photo by A. HASEGAWA)

Honda HEAT 19-19 NTTドコモレッドハリケーンズ
【week1/2011年10月30日(日) at 大阪・近鉄花園ラグビー場】

今シーズンともにトップリーグへの昇格を果たし、初戦を何としても勝利で飾りたい両チームの一戦、地元とあって、スタンドを染め上げる大応援団の熱い声援の中、試合は始まった。

開始早々の1分、試合はいきなり動きだし、攻め込んだホンダヒートに対してNTTドコモレッドハリケーンズがホールディングの反則を犯し、ホンダがPGで3-0とすると、今度はNTTドコモがPGを2本続けて決め、3-6と逆転する。しかし25分に、タッチに蹴りだそうとするNTTドコモのSOハミッシュ・ガードのキックをホンダのNo.8川添学がチャージダウン、そのままインゴールに持ち込みトライ。ゴールも成功し10-6と逆転する。次いで前半終了間際の40分、NTTドコモは、ゴールラインの直前ラックからNo.8イオンギ・シオエリがトライラインを割り、ゴールも決めて10-13で前半を折り返す。

僅差で後半に入り、双方点を取りあう好ゲームが期待された。しかし、降りだした雨のせいもあってか、両チーム慎重に試合を進めた結果共に決め手を欠き、終わってみると後半はホンダ3PG、NTTドコモ2PGとPGのみの得点で、19-19で両チームが星を分ける結果となった。

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会見ダイジェスト
NTTドコモレッドハリケーンズ
高野ヘッドコーチ(右)、平瀬キャプテン
高野ヘッドコーチ(右)、平瀬キャプテン


◎NTTドコモレッドハリケーンズ
○高野一成ヘッドコーチ
「非常に残念です、1点差でもいいから勝ちたかった。前半はプラン通りに相手エリアへ入っていたがミスで取りきれず、それが後半に響きました」

○平瀬健志キャプテン
「トップリーグ昇格の初ゲームだったので白星スタートしたかったが、トップリーグの厳しさを味わいました。ミスでテンポを崩し、またホンダさんのプレッシャーが予想以上に強くボールの継続支配ができませんでした」

──PKでショットを狙う手堅いゲーム運びだったが?
○高野ヘッドコーチ
「雨でコンディションも良くないし、ラインアウトもまずかったのでショットで積み重ねていこうと思いました。おそらく相手も同じ考えだったでしょう」

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Honda HEAT
上野監督(右)、田中キャプテン
上野監督(右)、田中キャプテン


◎Honda HEAT
○上野三四郎監督
「天候の悪い中、多くのファンの方に来ていただき感謝しています。試合のほうは残念ながら初勝利とはなりませんでした。去年からNTTドコモさんとはトップウェストで対戦していたが、うちも少しステップアップしていた実感があったので勝てずに残念です」

○田中貴士キャプテン
「コンタクトとキックチェイスでプレッシャーをかけられていたし、セットプレーが安定せず、そこはこれから修正していきたいと思います」

──勝ち切れなかった原因は?
○上野監督
「セットプレーの獲得率が低くイージーミスが多かった点。トップリーグで戦っていくには技術的なところ以上にこの部分が重要で普段からの意識が大切だと思います」

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