2013-2014シーズン以降のジャパンラグビー トップリーグ大会概要

主 催 公益財団法人日本ラグビーフットボール協会/ジャパンラグビー トップリーグ
主 管 関東ラグビーフットボール協会
関西ラグビーフットボール協会
九州ラグビーフットボール協会
開催地都道府県ラグビーフットボール協会

参加チーム数 16チーム
大会規約 ジャパンラグビー トップリーグ規約による
競技規則 1. 当該年度のIRB制定 Law of the Gameの競技規則による
2. 試合時間は40分ハーフとし、ハーフタイムは10分以内とする

大会方式 2プール/2ステージ制のリーグ戦およびプレーオフトーナメント

【1stステージ】
16チームを8チームずつ2プール(A・B)に分け、各プール1回戦総当たりのリーグ戦を行う。

JAPAN RUGBY TOP LEAGUE
※各プールは、前年度の順位をもとに組み分ける。

【2ndステージ】
1stステージの成績によって、16チームを8チームずつ2グループ(A・B)に分け、各グループ1回戦総当たりのリーグ戦を行う。
1stステージ各プールの1 - 4位4チーム合計8チームをグループAとし、5位 - 8位合計8チームをグループBとする。

【プレーオフトーナメント】
2ndステージグループAの1 - 4位4チームがプレーオフトーナメントに進出。
4チームによるトーナメント戦(計3試合)を行い、トップリーグ優勝チームを決定する。

※ワイルドカードトーナメント
2ndステージグループAの5位 - 8位4チームと、グループBの1 - 4位4チームの合計8チームがワイルドカードトーナメントに進出。
8チームによる2回戦制のトーナメント戦(計6試合)を行い、2回戦に勝利した2チームが日本選手権に出場する。(日本選手権にはプレーオフトーナメント進出チームとワイルドカードトーナメントに勝利した2チームが出場。)

試合数 リーグ戦:合計112試合(1stステージ56試合/2ndステージ56試合 )
プレーオフトーナメント:3試合
ワイルドカードトーナメント:6試合

順位決定の方法 <リーグ戦 1stステージ>
順位の決定は勝ち点制を採用する。
各試合の勝ち点は、勝ち4点・引き分け2点・負け0点とする。
また、ボーナス点として以下の勝ち点を与える。
(1) 負けても7点差以内ならば、勝ち点1を追加
(2) 勝敗に関係なく、4トライ以上獲得したチームに、勝ち点1を追加
全試合終了時点で最も各プールごとに勝ち点の多いチームを1位とし、同様に2位から8位を決定する。
全試合終了時点で勝ち点が同じ場合、次の各号の順序により順位を決定する。
(1) リーグ戦全試合の得失点差の多いチームから上位とする。
(2) 当該チーム同士の試合で、勝ち点の多いチームを上位とする。
(3) 当該チーム同士の得失点差の多いチームから上位とする。
(4) リーグ戦全試合の総トライ数が多いチームを上位とする。(ただし、不戦勝などの理由で対象試合数が少ない場合はトライ数を1試合に換算して比較する)
(5) リーグ戦全試合のトライ後のゴール数が多いチームを上位とする。
(6) 当該チームで抽選を実施

<リーグ戦 2ndステージ>
1stステージの順位に応じて予めボーナスポイントを付与し、2ndステージを開始する。
1stステージ1位・5位:4P(ポイント)/2位・6位:3P/3位・7位:2P/4位・8位:1P
1stステージで得た勝ち点はクリアされる。
以降の順位決定に関しては、1stステージの順位決定方法1 - 5と同様。

<プレーオフトーナメント>
同点の場合は、以下の各号の順序により勝者を決定する。
(1) トライ数の多いチーム
(2) トライ後のゴール数の多いチーム
(3) 延長戦前後半を実施する(10分ハーフ)
(4) (3)でも勝負がつかない場合は、リーグ戦順位の上位チームを勝者とする。(準決勝のみ)
決勝における勝者を優勝、敗者を準優勝。準決勝での敗者を3位として、別途定める「表彰懲罰規程」により表彰する。但し、決勝戦において1.の(1) - (3)の各号を経ても同点の場合は、両者優勝とする。

〔ワイルドカードトーナメント(日本選手権出場決定トーナメント)〕
8チームによる2回戦制のトーナメント戦を行い、得点の多いチームをそれぞれ勝者とする。
同点の場合は、以下の各号の順序により勝者を決定する。
(1)トライ数の多いチーム。
(2)トライ後のゴール数の多いチーム。
(3)(2)でも同点の場合はリーグ戦順位の上位のチームを勝者とする。
勝ち抜いた2チームに日本選手権出場権を与える。

最終順位の決定方法
  • 年間順位1位は、プレーオフトーナメント優勝チームとする。
  • 同2位は、プレーオフトーナメント準優勝チームとする。
  • 同3位は、プレーオフトーナメント準決勝敗退チームのうち、2ndステージの順位上位チームとする。
  • なお、同4位は、プレーオフトーナメント準決勝敗退チームのうち、2ndステージの順位下位チームとする。
  • 同5位 - 8位は2ndステージグループAの5位 - 8位のチームとする。
  • 同9位 - 16位は2ndステージグループBの1位 - 8位のチームとする。
昇格/降格/入替戦 【降格】
トップリーグの最終順位が16位のチームは、各チームの所属する地域リーグ(トップイーストディビジョン1/トップウェストA/トップキュウシュウA)に自動降格となる。

【昇格】
トップイーストディビジョン1/トップウェストA/トップキュウシュウAのそれぞれ1位のチームとトップチャレンジ2(各下部リーグ2位の総当たり戦)の1位のチーム(計4チーム)は、総当たりで「トップチャレンジシリーズ1」を行い、1位のチームがトップリーグ自動昇格となる。

【入替戦】
トップリーグの最終順位が13 - 15位のチームは、「トップチャレンジ1」の2 - 4位チームと入替戦を行う。
 (1)トップリーグ13位×トップチャレンジ1の4位
 (2)トップリーグ14位×トップチャレンジ1の3位
 (3)トップリーグ15位×トップチャレンジ1の2位
※入替戦で同点の場合には、トップリーグ所属チームがトップリーグ残留となる。

表 彰 【チーム表彰】
ジャパンラグビー トップリーグ2013-2014の順位によりそれぞれ次のとおり表彰し記念品を授与。
・優勝 : トップリーグ杯、チャンピオンフラッグ
・準優勝 : トップリーグ楯
・3位 : トップリーグ楯
・フェアプレー・チーム賞 : トップリーグ記念品
(1)イエローカード1枚を3ポイント、レッドカード1枚を10ポイントとして反則数に加算する。
(2)出場停止処分を受けたチームは、受賞の対象外とする。

【個人表彰】
●トップリーグ個人表彰
トップリーグにおいて活躍した個人に対し、次のとおり表彰し記念品を授与する。
・MVP(日本協会内に設置する選考委員会にて選出) : 記念品
・得点王(トライ・ゴールの総得点が最も多かった選手) : 記念品
・最多トライゲッター(トライ数が最も多かった選手) : 記念品
・ベストキッカー(G、PGによる得点が最も多かった選手) : 記念品
・ベストフィフティーン(トップリーグが定めた方法により選出) : 記念品
・べストホイッスル(レフリー表彰、トップリーグが定めた方法により選出) : 記念品
●プレーオフトーナメント個人表彰
トップリーグ内に設置する選考委員会にて最も活躍したと認められた選手をMVPとして表彰し、記念品を授与する。

【その他表彰】
●マン・オブ・ザ・マッチ
リーグ戦全試合において、各試合で最も活躍した選手を当該試合のマッチコミッショナーがマン・オブ・ザ・マッチとして選出し、記念品を授与する。
●シーズン個人表彰
トップリーグはトップリーグが別途定める方法により、新人賞を選出、またファン投票により個人賞を選出し表彰することができる。
●功労者表彰
トップリーグはトップリーグの活動を通じ日本ラグビーの発展に功労のあった者に対し、記念品等を贈呈して表彰を行うことができる。
1項の表彰を受ける者は、トップリーグの推薦に基づき理事会にて決定する。

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