プレシーズンリーグ プール戦 第3節マッチサマリー(リコー 22-19 キヤノン)
プレシーズンリーグ プール戦 第3節 プールD 【エキジビションマッチ】 サクラセブンズ(女子セブンズ日本代表)が洗練された動きや攻めのパターンで、選抜メンバーで編成されたチャレンジバーバリアンズを寄せ付けず29-0で快勝した。 【トップリーグプレシーズンリーグ】 後半21分にリコーブラックラムズのWTB長谷川元氣が中央付近から巧みなランで抜け出し、中央にトライ(ゴール成功)して22-19と逆転、リコーがそのまま逃げ切った。 関東学院大出身27歳の長谷川は、試合開始早々LOロトアヘアポヒヴァ大和がトライした際にも、自身のラインブレイクからトライに繋がるオフロードパスを放つなど活躍、マン・オブ・ザ・マッチに輝いた。 一方敗れたキヤノンイーグルスは、CTB三友良平が惚れ惚れするような弾道のゴールキックを次々に決めて優位に立っていたが、リコーに逆転された後の26分、同点を狙ったPGを三友がこの日唯一の失敗。 ● 記者会見ダイジェスト ●
キヤノンイーグルス 永友監督(左)、橋野キャプテン 永友洋司監督 「本日はありがとうございました。これでリーグ戦3試合が終わったわけですが、いろいろな選手を使って、少しずつチームを固めていきながら、次の戦いに挑んできました。リコーさんは接点の部分で勝ちたい気持ちが上回り、こちらは一歩遅れてしまいました。リコーさんは素晴らしいラグビーをされたと思います」 橋野皓介キャプテン 「本日はありがとうございました。リコーさんとの試合はキヤノンにとって、とても大事な試合で、何が何でも負けられない試合でした。気持ちの面では負けていませんでしたが、ディシプリンとエリアマネジメントの部分で、自ら厳しいゲームにしてしまったと思います。ただ、PGなら同点の場面でも狙わずに、トライを獲りに行ったのは強い気持ちが出せたのではないかと思います」 リコーブラックラムズ 神鳥監督(左)、野口キャプテン 神鳥裕之監督 「両方の会社の応援団がたくさん足を運んでくれて、感謝申し上げます。ベストを尽くしてチームの立ち位置を確認したかったのですが、選手が頑張ってくれて、何とか勝つことができました。チームとしては、コミュニケーションがとれず、反則が多かったので、トップリーグへの課題としてしっかり受け止めて、改善していきたいと思います」 ──前半、リードされてハーフタイムの指示は? 「やろうとしていたことは、そんなに悪くなかったので、コーチから必ず流れが来るのでセットピース、ブレイクダウンでチャンスをつくろうと言いました。結果、トライが獲れて、満足していますが、まだ、リコーとしてのスタンダードは出せていないので、この課題を解決していきたいと思います」 野口真寛キャプテン 「お疲れ様でした。今日、来ていただいた両方のファンの皆様に感謝申し上げます。ゲームの反省としては、監督と同じになります。選手としてはワールドカップもあり、ラグビーの普及活動も多くすることができました。また、勝つことができて良かったと思います」 |