トップリーグ2015-2016【LIXIL CUP2016】セミファイナル マッチサマリー(パナソニック 42-10 神戸製鋼)

パナソニック
ワイルドナイツ
パナソニック ワイルドナイツ
42 合計 10
12 前半 0
30 後半 10
神戸製鋼コベルコ
スティーラーズ
神戸製鋼コベルコスティーラーズ
パナソニック 42-10 神戸製鋼

パナソニック ワイルドナイツ 42-10 神戸製鋼コベルコスティーラーズ

トップリーグ2015-2016【LIXIL CUP2016】セミファイナル
2016年1月16日(土)14:00キックオフ/東京・秩父宮ラグビー場

LIXIL CUP 2016セミファイナル、快晴の秩父宮ラグビー場に14,451人のラグビーファンの熱い応援の中、パナソニック ワイルドナイツと神戸製鋼コベルコスティーラーズが対決しました。

試合は神戸製鋼(FB)正面選手のキックオフで始まった。開始早々、パナソニック陣10m付近でのラインアウトより出たボール、神戸製鋼(FL)ベッカー選手がキックパスを試みたがパナソニックがボールを確保。ラックより出たボールを(SO)パーカー選手が神戸製鋼陣22m付近まで蹴りこんだ。しかし神戸製鋼(SO)田邊選手によりパナソニック陣22m付近に蹴り返す。キャッチしたボールを(FB)笹倉選手がキックパス、神戸製鋼(PR)平島選手がナイスチャージしラックより左サイドにボールを展開し連続攻撃にキックパスを織り交ぜて攻め込んだがパナソニックの厚いディフェンス突破できずパナソニック陣での一進一退の攻防が続いた。

試合が動いたのは前半12分。神戸製鋼陣10m付近でのスクラムにて神戸製鋼のペナルティ(コラプシング)より(SO)パーカー選手がペナルティゴールを決めて先制した。前半17分にも神戸製鋼陣10m付近でのモールでの神戸製鋼のペナルティ(オフサイド)より(SO)パーカー選手がペナルティゴール成功。
また前半21分には神戸製鋼陣10m付近での神戸製鋼のタックルプレーに関しTMO判定が行われペナルティ(ハイタックル)が認定され(SO)パーカー選手がペナルティゴール成功。

前半25分、センター付近でのラックよりパナソニックが(HO)堀江選手~(SO)パーカー選手とボールを繋げ神戸製鋼陣10m付近まで持ち込んだが、神戸製鋼(No8)谷口選手がナイスタックル。こぼれたボールを神戸製鋼(FB)正面選手がパナソニックゴールラインまで蹴りこみトライを試みるがインゴールでパナソニック(LO)ヒーナン選手がタッチの差で押さえ得点できず。

その後も神戸製鋼はパナソニック陣へ果敢に攻め込むが再三のペナルティとパナソニックの厚いディフェンスを突破できず。前半35分にはパナソニック陣ゴール前10m付近でのラックより出たボールをインゴールセンター付近にキックパスを行いインゴールでの両チームプレーについてTMO判定が行われた結果、パナソニック選手が一歩早くタッチしておりキャリーバックとなりゴール前5mスクラムとしたがパナソニック(SH)田中選手の早い潰しによりボールを確保し(SO)パーカー選手が確実にタッチへ出し神戸製鋼は反撃のチャンスを逃した。

その後の40分にパナソニックは神戸製鋼陣10m付近でのモールでの神戸製鋼のペナルティ(オフサイド)より(SO)パーカー選手がペナルティゴールを成功した。前半だけで神戸製鋼は6個のペナルティにより結果4つのペナルティゴールを奪われ12対0とパナソニックのペースで前半が終了した。

後半も開始早々より両チームの激しい攻防で始まった。その後半5分パナソニックはセンター付近でのスクラムより左サイドの狭いライン際を(WTB)児玉選手がボールを敵陣22m付近に持ち込みラックへ、出たボールを右オープンサイドにキックパスを行い(CTB)ピーターセン選手~(WTB)北川選手~(FB)笹倉選手とボールを繋ぎトライ(ゴール成功/17-0)を奪い先制。

対する神戸製鋼は、後半9分にパナソニック陣ゴール前10m付近でのパナソニックのペナルティ(ホールディング)よりタッチへキックしラインアウト後のラックサイドより(FL)バンリーベン選手がゴールに飛び込みトライ(ゴール成功/19-7)、続く14分にはパナソニック陣22m付近でのパナソニックのペナルティ(ノットリリース)より(SO)田邊選手がペナルティゴールを成功(19-10)。

パナソニックは後半17分に神戸製鋼陣22m中央付近でのペナルティ(ノットロールアウェイ)より(SO)パーカー選手がペナルティゴールを決めて再び引き離した(22-10)。
試合はその後もパナソニックペースで続き、(CTB)ピーターセン選手のトライ(ゴール成功)、(FB)笹倉選手のトライ(ゴール成功)、(SO)パーカー選手のドロップゴールとペナルティゴールを奪い結果42対10でパナソニックが勝利した。

この試合のマン・オブ・ザ・マッチは、この日ペナルティゴール6個、ドロップゴール1個、コンバージョンキック3個と27得点を叩き出したパナソニック(SH)ヘイデン・パーカー選手。2週連続での受賞となった。
両チームは1月24日(日)に秩父宮ラグビー場にて、神戸製鋼はヤマハ発動機と3位戦に挑み、パナソニックはプレーオフ3連覇に向けて東芝と激突します。今シーズン感動と迫力あるプレーでラグビーファンを魅了したチーム・選手の皆さんを、是非!!ラグビー場で応援よろしくお願いします。
(佐藤克則)

パナソニック 42-10 神戸製鋼

パナソニック 42-10 神戸製鋼

パナソニック 42-10 神戸製鋼

パナソニック 42-10 神戸製鋼

パナソニック 42-10 神戸製鋼

パナソニック 42-10 神戸製鋼

パナソニック 42-10 神戸製鋼

パナソニック 42-10 神戸製鋼

マン・オブ・ザ・マッチはパナソニック ワイルドナイツ10番、ヘイデン・パーカー選手

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