トップリーグ2014_2015特集 TOPプレビュー & TOPレビュー

こちらでは次節の各試合の見どころ、そして試合結果のサマリーと全体のレビューを、トップリーグ観戦をより楽しく、より興味深いものにしていただけるよう、毎週掲載していきます。

ワイルドカードトーナメント 1回戦・トップチャレンジ1 第3節(1月25日)

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試合結果

開催日 Kick Off Host   Visitor 会場
1/25(日) 12:00 キヤノンイーグルス 10-14 NECグリーンロケッツ 近鉄花園
1/25(日) 14:05 トヨタ自動車ヴェルブリッツ 27-36 NTTドコモレッドハリケーンズ 近鉄花園

速報サマリー

[ワイルドカードトーナメント 1回戦・トップチャレンジ1 第3節(1月25日)]

ワイルドカードは下克上! NEC、NTTドコモが2回戦へ
トップチャレンジではHondaのトップリーグ復帰が確定

セカンドステージ終盤戦からロースコアの試合を続けるNECはこの日も14-10というタイトな試合をものにしてワイルドカードトーナメント2回戦へ
photo by Yoshiomi Hiramoto

25日、大阪・近鉄花園ラグビー場でワイルドカードトーナメント1回戦2試合が行われ、共にセカンドステージでは下位グループ(グループB)だったNECグリーンロケッツとNTTドコモレッドハリケーンズがグループAチームを破って、2回戦進出を果たした。

第1試合でグループA7位のキヤノンイーグルスと対戦したNECグリーンロケッツは、CTB田村優の2PGとHO臼井陽亮のトライで前半を11-0でリード。
後半、キヤノンが2トライを奪って追い上げたが、田村の PGで加点したNECが14-10で逃げ切り、2シーズン連続となるワイルドカード2回戦進出へ。
一方、昇格3年目のシーズンにして「チャンピオン」(永友洋司監督)を目標に据えて戦ってきたキヤノンだったが、昨季と同じグループA7位の後のワイルドカード1回戦敗退でシーズンを終えることになった。

第2試合では、ファーストステージ全敗ながらセカンドステージ(グループB)で5勝を挙げて初のワイルドカードトーナメント進出を果たしたNTTドコモがシーズン終盤の好調ぶりを維持して、立ち上がりからトヨタ自動車ヴェルブリッツを圧倒。
開始5分のCTBパエアミフィポセチの先制トライを皮切りに、前半だけで4トライを挙げて、ハーフタイム時点で26-10とリード。
後半2分のWTB渡辺義己のトライ(FB才口將太のゴール成功)で23点差とした後、トヨタ自動車の反撃を受けるが、最終的には36-27で逃げ切り、2回戦へ駒を進めた。

この結果、ワイルドカードトーナメント2回戦は31日、同じ大阪・近鉄花園でNTTドコモ対NEC、サントリーサンゴリアス対リコーブラックラムズの対戦カードで行われることになった。

また、福岡・レベルファイブスタジアムで行われたトップチャレンジ1 第3節第2試合では、後半34分のNO8トマシ・ソンゲタのトライで逆転したHonda HEATが17-15で九州電力キューデンヴォルテクスに勝利。3戦3勝で1位となったHondaの4年ぶりのトップリーグ復帰が決まった。

なお、第1試合は釜石シーウェイブスRFCが三菱重工相模原ダイナボアーズに27-26で勝利。
この結果、トップチャレンジ1の最終成績は1位=Honda、2位=三菱重工相模原、3位=九州電力、4位=釜石となり、2月14日に予定されている入替戦は以下の対戦カードで行われることが決まった。

●クボタスピアーズ - 釜石シーウェイブスRFC(13:00 埼玉・熊谷)
●コカ・コーラレッドスパークス - 九州電力キューデンヴォルテクス(13:00 福岡・レベスタ)
●豊田自動織機シャトルズ - 三菱重工相模原ダイナボアーズ(13:00 愛知・瑞穂)

(text by Kenji Demura)

セカンドステージでの勢いそのままに36-27でトヨタ自動車を葬り去ったNTTドコモ。日本選手権でのダークホースとなるか?
photo by Yoshiomi Hiramoto

後半NO8ソンゲタの2トライで九州電力に逆転勝ちしたHondaがトップチャレンジ1で1位となり、来季のトップリーグ昇格を決めた
photo by RJP

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