開催日 | Kick Off | Host | Visitor | 会場 | |
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10/26(土) | 12:00 | キヤノンイーグルス | 28-18 | ヤマハ発動機ジュビロ | 秩父宮 |
10/26(土) | 13:00 | パナソニック ワイルドナイツ | 41-18 | リコーブラックラムズ | 太田 |
10/26(土) | 13:00 | NECグリーンロケッツ | 3-23 | トヨタ自動車ヴェルブリッツ | 柏の葉 |
10/26(土) | 13:00 | コカ・コーラウエストレッドスパークス | 26-30 | クボタスピアーズ | レベスタ |
10/26(土) | 14:00 | サントリーサンゴリアス | 34-13 | NTTドコモレッドハリケーンズ | 秩父宮 |
10/27(日) | 13:00 | 東芝ブレイブルーパス | 22-19 | 近鉄ライナーズ | コカ・ウエスト鳥取 |
10/27(日) | 13:00 | 九州電力キューデンヴォルテクス | 19-54 | 豊田自動織機シャトルズ | 本城 |
10/27(日) | 14:00 | 神戸製鋼コベルコスティーラーズ | 33-11 | NTTコミュニケーションズシャイニングアークス | コカ・ウエスト広島 |
[1stステージ・第7節(10/27)]
神戸製鋼と東芝が2ndステージグループAへ
1stステージ終了。2ndステージは11月30日から
第7節3試合が行われ、プールAの神戸製鋼コベルコスティーラーズとプールBの東芝ブレイブルーパスがセカンドステージで上位グループ(グループA)入りを果たす最後の2チームとなった。
コカ・コーラウエスト広島スタジアムで行われた神戸製鋼対NTTコミュニケーションズシャイニングアークス戦は、前半23分に千両役者CTBジャック・フーリーのトライなどで前半を11-3で折り返した神戸製鋼が、後半はFW戦で圧倒し、3トライを加えて33-11で快勝。
神戸製鋼は総勝ち点を24に伸ばしてプールA3位となり、セカンドステージを上位グループで戦う権利を獲得した。
一方、神戸製鋼との直接対決で相手よりも多い勝ち点を取れば4位以内に滑り込むことができていたNTTコムだったが、神戸製鋼フォワードの圧力の前にペナルティが多くなったことも響いて、最後まで自分たちのペースがつかめず、完敗。4強入りは果たせなかった。
鳥取/コカ・コーラウエストスポーツパーク陸上競技場では、近鉄ライナーズから勝ち点1を挙げれば4位以内が確定する状況だった東芝が、試合終了間際のSO吉田良平の勝ち越しPGで22-19として、際どく勝利を収めた。
また、すでにセカンドステージに関してはグループBで戦うことが決まっていたチーム同士の対戦となった九州電力キューデンヴォルテクスと豊田自動織機シャトルズの対戦(福岡・北九州市立本城陸上競技場)は、開始15分までに3トライを奪うなど立ち上がりから完全にペースをつかんだ豊田自動織機が43-19で快勝。
豊田自動織機にとっては、今季トップリーグ復帰後、初勝利となった。
トップリーグは今節でファーストステージ全日程が終了。
11月30日から始まるセカンドステージのグループ分けは以下のとおり。
●グループA(上位グループ)=
サントリー、NEC、神戸製鋼、トヨタ自動車(以上プールAより)
パナソニック、ヤマハ発動機、東芝、キヤノン(以上プールBより)
●グループB(下位グループ)=
NTTコム、豊田自動織機、NTTドコモ、九州電力(以上プールAより)
クボタ、近鉄、リコー、コカ・コーラウエスト(以上プールBより)
(text by Kenji Demura)
[1stステージ・第7節(10/26)]
トヨタ自動車ヴェルブリッツとキヤノンイーグルスが
2ndステージでのグループA入りを決める
後半11分のLOトーマスのトライ(写真)などで23-3と快勝したトヨタ自動車のグループA進出が確定 |
第7節5試合が行われ、プールAのトヨタ自動車ヴェルブリッツとプールBのキヤノンイーグルスのセカンドステージでのグループA(上位グループ)進出が決まった。
千葉・柏の葉公園総合競技場では、勝てば自力で4位以内が決められる状況だったトヨタ自動車が、立ち上がりから前に出る圧力でNECグリーンロケッツを圧倒。
キックオフから敵陣でのプレーを続けて、4分にゴール前スクラムから最後はグラバーキックに反応したWTB彦坂匡克がNECのWTBネマニ・ナドロに競り勝ってインゴールで押さえて先制トライ(ゴール成功)。
前半の得点はこの7点のみだったが、「いまDFはいい状態にある」(廣瀬佳司監督)という好守でNECの反撃を終了間際の1PGのみに抑えて7-3でハーフタイムへ。
台風の影響で雨が降りしきる悪コンディションだったが、「しっかりエリアをとって、セットプレーでプレッシャーをかけていくことが大事だと考えていた」とHO上野隆太主将が語ったゲームプランどおりに後半も試合を進めたのはトヨタ自動車。
11分に左タッチライン際へのキックパスを確保したWTB水野弘貴からLOトーマス 優デーリックデニイとつないでトライ(ゴール)を奪った他、3PGを確実に決めて、23-3で快勝。
この結果、勝ち点を22に伸ばしたトヨタ自動車が、サントリー、NECに続いてプールA4位以内を確定させた。
一方、東京・秩父宮ラグビー場では、キヤノンがここまで無敗だったヤマハ発動機ジュビロに黒星をつけた。
前半7分にPR菅原崇聖のトライで先制したキヤノンは、先発CTBティム・ベネットが前半15分、後半12分とトライを重ねるなど主導権を握り、最後は試合終了間際に21-18からWTB原田季郎が値千金の4トライ目を挙げて、勝ち点5を獲得。
福岡・レベルファイブスタジアムでコカ・コーラウエストレッドスパークスを30-26で破ったクボタスピアーズと勝ち点20で並んだものの、得失点差でキヤノンが上回るため、キヤノンのプールB4位以内が確定した。
■今日のマン・オブ・ザ・マッチ
キャメロン・マッキンタイアー(トヨタ自動車SO)
味方の2トライにつながる好キックなど、厳しいコンディションの中で古巣相手にしっかり試合をコントロール。
「(冗談まじりに)NECのサインのコールはよくわかっていたからね。コンディションも悪く、プレッシャーがかかる状況だったが、フォワードをしっかり前に出すことを心がけてプレーした」
(text by Kenji Demura)
古巣NEC相手に冷静なプレーを続けたトヨタ自動車SOマッキンタイアーがマン・オブ・ザ・マッチに選ばれた |
終了間際のWTB原田の4本目のトライでヤマハ発動機から勝ち点5を獲得したキヤノンがプールB4位以内を決めた |