開催日 | Kick Off | Host | Visitor | 会場 | |
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1/26(日) | 12:00 | 三菱重工相模原ダイナボアーズ | 63-10 | 横河武蔵野アトラスターズ | 近鉄花園 |
1/26(日) | 14:00 | Honda HEAT | 16-30 | 福岡サニックスブルース | 近鉄花園 |
[特別編「トップチャレンジ1 第3節」(1/26)]
福岡サニックスが1年でのトップリーグ復帰を果たす
ホンダ、三菱重工相模原、横河武蔵野は入替戦へ
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Hondaを破ってトップリーグ復帰を決めた福岡サニックス。魅惑のランニングラグビーが再びトップリーグで見られることに |
26日、大阪・近鉄花園ラグビー場でトップチャレンジシリーズ-トップチャレンジ1第3節2試合が行われ、Honda HEATを30-16で下したサニックスブルースが同シリーズ首位を確定させ、1年でのトップリーグ復帰を決めた。
ここまで共にトップチャレンジ1で2連勝。勝った方がトップリーグへの自動昇格権を獲得する決戦の場となったHonda - 福岡サニックス戦。
風下ながら立ち上がりからペースをつかんだのは福岡サニックス。
前半3分にSO田代宙士のPGで先制した後、7分にはキックチャージからHO永下安武主将がトライ。
その後、同30分にPRベン・メイがシンビン一時的退出となった福岡サニックスだが、ひとり少ない10分間でHonda に奪われた得点はPGによる3点のみ。
風下の前半を13-6とリードして折り返した福岡サニックスは、後半開始と同時に投入したWTBカーン・ヘスケスが1分にいきなり快走を見せて、WTB屋宜ベンジャミンレイがトライ。さらに33分のLOジェイコブ・エリソンのトライなどで、粘るHondaを引き離し、1年でのトップリーグ復帰を決めた。
「コンタクトなど0のスキルから積み重ねてきて、そういう部分でも戦えるようになってきた」と語った福岡サニックス藤井雄一郎部長兼監督は「(トップキュウシュウでの経験は)1年間限定だけど、サニックスにとっては良かった」とも。
一方、敗れたHondaはNTTドコモレッドハリケーンズとの入替戦(2月15日、大阪・近鉄花園ラグビー場)にトップリーグ昇格の望みを賭けることになった。
尚、Honda - 福岡サニックス戦に先立って行われた三菱重工相模原ダイナボアーズ - 横河武蔵野アトラスターズ戦はひとりで5トライを奪ったWTBシェーン・ウィリアムズの活躍などで横河武蔵野を圧倒した三菱重工相模原が63-10で大勝。
この結果、三菱重工相模原がコカ・コーラウエストレッドスパークス(2月8日、福岡レベルファイブスタジアム)と、横河武蔵野がNTTコミュニケーションズシャイニングアークス(同15日、埼玉・熊谷スポーツ文化公園 県営熊谷ラグビー場)と、それぞれ入替戦を戦い、トップリーグ昇格を目指すことになった。
(text by Kenji Demura)
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前半7分、福岡サニックスHO永下主将(左)がHondaのWTB谷口より一瞬速くボールを押さえ、チームを勢いづかせるトライを奪う |
計5トライのWTBウィリアムズの活躍などで横河武蔵野を圧倒した三菱重工相模原はTL昇格を賭けてコカ・コーラウエストとの入替戦に |