トップリーグ2012-2013特集 TOPプレビュー & TOPレビュー

こちらでは次節の各試合の見どころ、そして試合結果のサマリーと全体のレビューを、トップリーグ観戦をより楽しく、より興味深いものにしていただけるよう、毎週掲載していきます。

セカンドステージ 第3節(12/14 - 12/15)

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試合結果

開催日 Kick Off Host   Visitor 会場
12/14(土) 12:00 東芝ブレイブルーパス 22-18 NECグリーンロケッツ 秩父宮
12/14(土) 14:15 サントリーサンゴリアス 13-42 パナソニック ワイルドナイツ 秩父宮
12/14(土) 13:00 ヤマハ発動機ジュビロ 23-19 キヤノンイーグルス ヤマハ
12/15(日) 14:00 クボタスピアーズ 18-20 NTTコミュニケーションズシャイニングアークス Ksスタ
12/15(日) 12:00 リコーブラックラムズ 36-20 NTTドコモレッドハリケーンズ 西京極
12/15(日) 14:15 近鉄ライナーズ 31-15 九州電力キューデンヴォルテクス 西京極
12/15(日) 13:00 神戸製鋼コベルコスティーラーズ 34-18 トヨタ自動車ヴェルブリッツ ノエスタ
12/15(日) 13:00 コカ・コーラウエストレッドスパークス 24-29 豊田自動織機シャトルズ 宮崎陸

速報サマリー

[セカンドステージ・第3節(12/14 - 12/15)]

パナソニックがサントリーを圧倒
NECに競り勝った東芝も3連勝

サントリーから5トライを奪い42-13で圧勝。1万人を超える大観衆の祝福に応えるパナソニックのメンバー
photo by Hiroyuki Nagaoka (RJP)

セカンドステージ第3節。
14日、東京・秩父宮ラグビー場で行われたサントリーサンゴリアス対パナソニック ワイルドナイツの大一番は、終始圧倒したパナソニックが42-13という予想外の大差で大勝。
セカンドステージ3戦3勝で勝ち点を18に伸ばして、首位に立った。
前節のトヨタ自動車ヴェルブリッツ戦に32-11で快勝し、「アタックもディフェンスも粘り強くできた」とHO堀江翔太主将が手応えを語っていたとおり、王者のアタックをしっかり止めた後、一気の攻めで取り切るパナソニックらしいラグビーを80分間続けて計5トライ。サントリーから3シーズンぶりとなる勝ち星を挙げた。

サントリー - パナソニック戦に先立って、同日、同ラグビー場で行われた東芝ブレイブルーパス - NECグリーンロケッツ戦は最後まで勝利がどちらに転がり込むかわからない接戦となったが、終盤のNECの猛追をしっかり守り切った東芝が22-18で競り勝った。
東芝もセカンドステージ3連勝としたが、ボーナスポイントの差で勝ち点はサントリーと並ぶ14に。

一方、静岡ヤマハスタジアムでは、終了間際に約15mモールを押し込んだヤマハ発動機ジュビロが劇的な逆転勝ち(23-19)。勝ち点は13でトップ4内をキープ。

15日のグループA戦は兵庫ノエビアスタジアム神戸での神戸製鋼コベルコスティーラーズ対トヨタ自動車のみだったが、前半だけで4トライを奪った神戸製鋼が34-18で圧勝。
神戸製鋼にとってはセカンドステージ初白星。
敗れたトヨタ自動車は3連敗で同ステージの勝ち点は1のままでプレーオフ進出は絶望的だ。

一方、グループBは2連勝だったクボタスピアーズがNTTコミュニケーションズシャイニングアークス(18-20)に、コカ・コーラウエストレッドスパークスが豊田自動織機シャトルズ(24-29)にそれぞれ惜敗。
この結果、8チーム中5チームが2勝1敗となる大混戦に。
クボタ、豊田自動織機、近鉄ライナーズが勝ち点13、リコーブラックラムズ、コカ・コーラウエストが勝ち点12。
さらに、1勝2敗のNTTコムの勝ち点も10となり、どのチームがワイルドカードトーナメントへ進める4位以内を確保するのか全く読めない状況となっている。

(text by Kenji Demura)

 

FLリーチ主将復帰以後は黒星なしの東芝はNECに競り勝ちセカンドステージ3連勝
photo by Hiroyuki Nagaoka (RJP)

キヤノンHO山本がTL100試合出場を達成。チームはヤマハ発動機に惜敗し、勝利で飾ることはできず
photo by Kenji Demura (RJP)

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