開催日 | Kick Off | Host | Visitor | 会場 | |
---|---|---|---|---|---|
1/18(土) | 12:00 | リコーブラックラムズ | 28-13 | クボタスピアーズ | 秩父宮 |
1/18(土) | 14:15 | サントリーサンゴリアス | 22-19 | ヤマハ発動機ジュビロ | 秩父宮 |
1/18(土) | 12:00 | NTTドコモレッドハリケーンズ | 38-12 | 豊田自動織機シャトルズ | 近鉄花園 |
1/18(土) | 14:00 | 近鉄ライナーズ | 38-14 | NTTコミュニケーションズシャイニングアークス | 近鉄花園 |
1/19(日) | 14:15 | コカ・コーラウエストレッドスパークス | 37-26 | 九州電力キューデンヴォルテクス | レベスタ |
1/19(日) | 12:00 | パナソニック ワイルドナイツ | 27-15 | NECグリーンロケッツ | 西京極 |
1/19(日) | 14:15 | キヤノンイーグルス | 19-24 | トヨタ自動車ヴェルブリッツ | 西京極 |
1/19(日) | 13:00 | 神戸製鋼コベルコスティーラーズ | 38-36 | 東芝ブレイブルーパス | ノエスタ |
[セカンドステージ・第7節(1/18 - 1/19)]
東芝、神戸製鋼がプレーオフへ
九州電力の自動降格も確定
劇的な逆転勝利目前だったヤマハ発動機は惜しくも4強入りを逃す結果に |
18、19日に行われたセカンドステージ第7節8試合で、今季のトップリーグのリーグ戦は終了。
すでに前節までに2位以内を確定させていたパナソニック ワイルドナイツとサントリーサンゴリアスに続いて、神戸製鋼コベルコスティーラーズと東芝ブレイブルーパスのプレーオフ進出も決まった。
18日に東京・秩父宮ラグビー場で行われたサントリー対ヤマハ発動機ジュビロ戦は19-19の同点のままロスタイムへ。
逆転トライを狙ったヤマハ発動機ジュビロSO曽我部佳憲のグラバーキックをキープしたサントリーがそのまま敵陣深くまで攻め続けて、最後はCTBニコラス ライアンが勝ち越しPGを決めた。
勝っていれば、4強入りへ大きく前進していたヤマハ発動機にとっては痛恨のラストワンプレーとなり、22-19でサントリーが勝利を収めた。
この時点で、前節まで3位だった東芝のプレーオフ進出が確定。
同4位の神戸製鋼は19日の東芝戦(兵庫ノエビアスタジアム神戸)で勝ち点1以上を取るか、35点差以内での敗戦でも4位以内が決まる圧倒的に優位な状況でリーグ最終戦を迎えることになった。
その東芝戦、神戸製鋼は前半6分にモールからNO8マパカイトロパスカが飛び込んだのを皮切りに15分までに3連続トライを奪うなど、立ち上がりから東芝を圧倒。
25分のWTBクレイグ・ウィングのトライで早くもプレーオフ進出を決めた。
「ターンオーバーしたボールをスペースに運ぶことを意識するようになった」(苑田右二ヘッドコーチ)というカウンターアタックが東芝ディフェンスを翻弄。
中盤以降はスクラムやモールなど、東芝FWの力強さに後手に回る場面も多くなったが、38-36 で振り切り、3位でのプレーオフ進出へ。
同19日に京都・西京極総合運動公園陸上競技場兼球技場で行われたパナソニック - NECグリーンロケッツ戦は、27-15でパナソニックが勝利。
この結果、パナソニックのセカンドステージグループA1位が確定。
プレーオフトーナメントセミファイナルはパナソニック対東芝(2月1日)、神戸製鋼対サントリー(同2日、会場はいずれも東京・秩父宮ラグビー場)という顔合わせで行われることに。
一方、自動降格をめぐるラストバトルも予想どおり熾烈を極めるものとなった。
18日、大阪・近鉄花園ラグビー場では、前節まで最下位だったNTTドコモレッドハリケーンズが、立ち上がりから気迫で豊田自動織機シャトルズを圧倒。
前後半3トライずつを挙げる完璧な戦いぶりを披露して、38-12で快勝。
翌19日のコカ・コーラウエストレッドスパークス - 九州電力キューデンヴォルテクス戦(19日、福岡レベルファイブスタジアム)前の時点で、3チームの勝ち点はNTTドコモとコカ・コーラウエストが14で九州電力が11。
九州電力が自動降格を免れるにはコカ・コーラウエストを破るしかない状況だったが、後半に入っての連続トライなどでいったんはリードしたものの、終盤コカ・コーラウエストに4トライを重ねられて37-26で敗れ、来季のトップリーグからの降格が決まった。
尚、グループAのキヤノンイーグルス - トヨタ自動車ヴェルブリッツ戦(19日、西京極)は24-19でトヨタ自動車が勝利。一方、グループBではリコーブラックラムズがクボタスピアーズを28-13(18日、秩父宮)、近鉄ライナーズがNTTコミュニケーションズシャイニングアークスを38-14(18日、近鉄花園)でそれぞれ破った。
グループA、グループBの最終順位は以下のとおり。
<グループA>
(1)パナソニック、(2)サントリー、(3)神戸製鋼、(4)東芝、(5)ヤマハ発動機、(6)トヨタ自動車、(7)キヤノン、(8)NEC
<グループB>
(1)クボタ、(2)近鉄、(3)リコー、(4)豊田自動織機、(5)NTTコム、(6)コカ・コーラウエスト、(7)NTTドコモ、(8)九州電力
グループAの下位4チームとグループBの上位4チームによって争われるワイルドカードトーナメント1回戦の組み合わせは以下カードで行われる一方、NTTコム、コカ・コーラウエスト、NTTドコモは入替戦に回る。
<ワイルドカードトーナメント1回戦>
NEC - クボタ、ヤマハ発動機 - 豊田自動織機(2月1日、大阪・近鉄花園ラグビー場)
キヤノン - 近鉄、トヨタ自動車 - リコー(同2日、愛知・名古屋市瑞穂公園ラグビー場)
(text by Kenji Demura)
38-36でホーム最終戦を飾った神戸製鋼が東芝と共にプレーオフセミファイナルへ |
計6トライを奪い38-12で豊田自動織機に快勝したNTTドコモが自動降格を免れた |