開催日 | Kick Off | Host | Visitor | 会場 | |
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12/6(土) | 12:00 | キヤノンイーグルス | 13-36 | ヤマハ発動機ジュビロ | 駒沢 |
12/6(土) | 14:05 | 東芝ブレイブルーパス | 33-13 | パナソニック ワイルドナイツ | 駒沢 |
12/7(日) | 11:40 | クボタスピアーズ | 17-6 | 豊田自動織機シャトルズ | 瑞穂 |
12/7(日) | 14:00 | トヨタ自動車ヴェルブリッツ | 37-15 | NTTコミュニケーションズシャイニングアークス | 瑞穂 |
12/7(日) | 12:00 | 近鉄ライナーズ | 8-34 | リコーブラックラムズ | 近鉄花園 |
12/7(日) | 14:05 | 神戸製鋼コベルコスティーラーズ | 20-10 | サントリーサンゴリアス | 近鉄花園 |
12/7(日) | 12:00 | NECグリーンロケッツ | 34-17 | 宗像サニックスブルース | 東和田陸 |
12/7(日) | 13:00 | NTTドコモレッドハリケーンズ | 41-5 | コカ・コーラレッドスパークス | 皇子山 |
[セカンドステージ第2節(12月7日)]
ファーストステージに続き神戸製鋼がサントリー破る
グループBではリコー、クボタ、NTTドコモが2連勝
大型FWがサントリーの攻撃力を封じ込めた神戸製鋼がセカンドステージ初白星。LOベッカーは後半28分にトライを奪うなど活躍した |
7日、セカンドステージ第2節6試合が行われた。
大阪・近鉄花園ラグビー場ではグループA注目の神戸製鋼コベルコスティーラーズ対サントリーサンゴリアスの一戦が行われ、日本代表組が完全復活した神戸製鋼の強力FW陣がサントリーのアタッキングラグビーを封じ込めて20対10で勝利。
セカンドステージ初白星を挙げた。
これで両チーム共にセカンドステージの成績は1勝1敗。
サントリーは16-12で辛勝したヤマハ発動機戦に続き、セカンドステージに入ってからは1試合1トライずつしか奪えておらず、攻撃型のチームらしくない厳しい戦いが続いている。
この結果、セカンドステージの総勝ち点を8に伸ばした神戸製鋼がグループA4位となり、サントリーは同7で5位に。
いずれも前日に試合があった東芝ブレイブルーパス(1位=勝ち点11)、パナソニック ワイルドナイツ(2位=同9)、ヤマハ発動機ジュビロ(3位=同8)が上位陣を占めるかたちとなっている。
神戸製鋼 - サントリー戦の前に同・ラグビー場で行われたグループBの近鉄ライナーズ - リコーブラックラムズ戦は、共にトライを記録したSH山本昌太ゲームキャプテン、CTB牧田旦など若手BKの活躍も目立ったリコーが立ち上がりから試合を優勢に運び、34-8で快勝した。
愛知・名古屋市瑞穂公園ラグビー場ではグループAのトヨタ自動車ヴェルブリッツ対NTTコミュニケーションズシャイニングアークスとグループBのクボタスピアーズ対豊田自動織機シャトルズの2試合が行われ、トヨタ自動車とクボタが快勝。
勝ち点5を加えたトヨタ自動車はグループAの順位を6位に上げ(勝ち点6)、4強入りが視野に入ってきた。NTTコムはセカンドステージでまだ勝ち点がなく、苦しい戦いが続いている。
長野運動公園総合運動場陸上競技場では、NECグリーンロケッツが宗像サニックスブルースに34-17、一方、滋賀・皇子山総合運動公園陸上競技場ではNTTドコモレッドハリケーンズがコカ・コーラレッドスパークスに41-5でそれぞれ快勝。
グループBの上位陣は、リコー(1位)とクボタ(2位)が勝ち点12で並び、3位にNTTドコモ、4位がNECという顔触れになっている。
神戸製鋼に力負けしたサントリー。2試合で2トライしか取れていない不調から攻撃ラグビー復活はあるのか(写真は終盤途中出場したCTB中村亮土) |
敵地で近鉄から4トライを奪い勝ち点5を加えたリコーがグループの首位に立った(写真は力強いプレーでBKを引っ張ったSOボーク) |
[セカンドステージ第2節(12月6日)]
東芝が王者・パナソニックを再び圧倒
ヤマハ発動機はキヤノンから勝ち点5
神戸製鋼に続いてパナソニックを撃破した東芝が暫定ながらグループA首位に(写真は前半34分にトライを記録するなど活躍したSO廣瀬) |
6日、東京・駒沢オリンピック公園陸上競技場でグループA2試合が行われた。
第1試合では、セカンドステージ開幕節のNTTコミュニケーションズシャイニングアークス戦でゲームコントロール面での成長ぶりをみせて勝利を収めたキヤノンイーグルスと、サントリーサンゴリアスと対等に戦いながらあと一歩攻めきれずに惜敗したヤマハ発動機ジュビロが対戦。
前半、試合を支配したのはキヤノン。17分のCTB森谷直貴のトライと、CTB三友良平のPGなどでハーフタイム時点では13対8とキヤノンがリード。
後半に入ると、FW戦で優位に立ったヤマハ発動機がいずれもモールを押し込んで奪ったNO8堀江恭佑の2トライなどで点差を広げ、36-13の大差でキヤノンを下した。
昨季のセカンドステージ(グループA)で5位となり、あと一歩のところでプレーオフ進出を逃したヤマハ発動機にとって、4強入りへのチャレンジ権を維持する貴重な勝ち点5となった。
一方、ファーストステージ開幕ゲームの再現となった第2試合は、東芝ブレイブルーパスのいいところばかりが目立つ、一方的な試合となった。
開始早々にパナソニック ワイルドナイツSOベリック・バーンズにPGを決められ先制を許したものの、東芝は11分、15分とCTBフランソワ・ステインがPGを重ねて逆転。
34分のSO廣瀬俊朗のトライで完全にペースをつかんだ東芝は、後半に入ってもステインのPGで確実に加点してリードを広げた後、17分にWTB大島脩平、23分にHO湯原祐希とトライを重ねて勝負を決めた。
最終スコアは33-13。
ファーストステージの13点差を上回る20点差での敗戦を喫した王者パナソニックにとっては、シーズン終盤に向けてショックの残る敗戦となりそうだ。
ファーストステージ開幕戦に続いて東芝に力負けしたディフェンディング王者のパナソニック。連覇に黄色信号? |
後半、NO8堀江の2トライなどでキヤノンに逆転勝ちしたヤマハ発動機。4強入りへ貴重な勝ち点5を獲得した |