開催日 | Kick Off | Host | Visitor | 会場 | |
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12/20(土) | 11:40 | リコーブラックラムズ | 26-27 | NTTドコモレッドハリケーンズ | 秩父宮 |
12/20(土) | 14:00 | NTTコミュニケーションズシャイニングアークス | 14-45 | パナソニック ワイルドナイツ | 秩父宮 |
12/21(日) | 11:40 | 豊田自動織機シャトルズ | 46-14 | 宗像サニックスブルース | 瑞穂 |
12/21(日) | 14:00 | トヨタ自動車ヴェルブリッツ | 29-44 | 東芝ブレイブルーパス | 瑞穂 |
12/21(日) | 13:00 | サントリーサンゴリアス | 47-28 | キヤノンイーグルス | 中銀スタ |
12/21(日) | 13:00 | クボタスピアーズ | 20-22 | NECグリーンロケッツ | フクアリ |
12/21(日) | 13:00 | 神戸製鋼コベルコスティーラーズ | 40-10 | ヤマハ発動機ジュビロ | ノエスタ |
12/21(日) | 14:00 | コカ・コーラレッドスパークス | 31-24 | 近鉄ライナーズ | 宮崎陸 |
[セカンドステージ第4節(12月21日)]
サントリー、東芝、神戸製鋼が勝ち点5を獲得
豊田自動織機、コカ・コーラは2ndステージ初白星
後半14分にトライを奪うなど復帰戦でいきなり存在感を見せたFLリーチをはじめ、後半FW陣がトヨタ自動車を圧倒した東芝が勝ち点5を加えた |
21日、セカンドステージ第4節6試合が行われた。
愛知・名古屋市瑞穂公園ラグビー場では、前節終了時点でグループAの4位と5位、勝ち点差も1だった東芝ブレイブルーパスとトヨタ自動車ヴェルブリッツが直接対決。
前半20分にペナルティトライを奪ったのをはじめ、スクラムで圧倒した東芝が後半4トライを重ねて44-29で逆転勝ち。
勝ち点5を加えて3位に浮上した。
セカンドステージ初登場となった日本代表主将でもあるFLリーチ マイケルも後半29分にトライを奪うなど、ゲームキャプテンとして勝利に貢献。
「最後は彼のおかげで勝てた」と冨岡鉄平ヘッドコーチも脱帽する存在の大きさを示した。
前半はFWの前に出る力で上回り、BKが外側で仕留める理想的な展開で19-13とリードしたトヨタ自動車だったが、スクラムで圧倒されたのが響いた。
兵庫・ノエビアスタジアム神戸では前半22分のWTB山下楽平のトライを皮切りに計5トライを重ねた神戸製鋼コベルコスティーラーズがヤマハ発動機ジュビロを圧倒。40-10で大勝し、4位に浮上。ヤマハ発動機は5位に順位を下げた。
山梨中銀スタジアムでは、サントリーサンゴリアスがキヤノンイーグルスから7トライを奪う猛攻を見せて47-28で快勝し、勝ち点5を獲得。
敗れたキヤノンも4トライによるボーナスポイント1は獲得。
この結果、グループAはパナソニック ワイルドナイツが勝ち点19で首位をキープし、以下、サントリーが勝ち点17で2位、東芝が勝ち点16で3位、神戸製鋼が勝ち点14で4位という上位陣となった。
グループBでは、共にセカンドステージ未勝利だった豊田自動織機シャトルズと宗像サニックスブルース(瑞穂)が直接対決。
立ち上がりから「よくボールキープできたし、我慢のディフェンスもできた」(丹生雅也ヘッドコーチ)という豊田自動織機が攻め続けて前半は24-0。後半は宗像サニックスも途中出場したWTBカーン・ヘスケスが2トライを記録したが、最終スコアは46-14で豊田自動織機が貴重な勝ち点5を加えた。
同じようにセカンドステージ勝ち星のなかったコカ・コーラレッドスパークスは宮崎県のKIRISHIMAハイビスカス陸上競技場で近鉄ライナーズと対戦。前半だけで5トライを重ねる猛攻を見せたコカ・コーラは後半の近鉄の追い上げを辛うじてかわして、31-24で逃げ切った。
この結果、グループB下位3チームは6位=コカ・コーラ(勝ち点9)、7位=豊田自動織機(同7)、8位=宗像サニックス(同2)という順位に。
千葉・フクダ電子アリーナで行われたクボタスピアーズ - NECグリーンロケッツ戦は、22-20でNECが辛勝。
グループBの上位陣は1位=リコーブラックラムズ(勝ち点19)、2位=クボタ(同18)、3位=NEC(同18)、4位=NTTドコモ(同16)、5位=近鉄(同15)となり、勝ち点4差内に5チームがひしめき合う大混戦となっている。
(text by Kenji Demura)
前半30分のFB竹田のトライなどで一時は16点リードしたトヨタ自動車だったが、東芝にスクラムで圧倒されたことも響いて悔しい逆転負け |
SH梅田主将の2トライをはじめ、計6トライを重ねた豊田自動織機が宗像サニックスに快勝。残留に向けて貴重な勝ち点5を獲得した |
[セカンドステージ第4節(12月20日)]
SR入り発表の山田の活躍などでパナソニック快勝
グループBではNTTドコモがリコーに競り勝つ
2トライを奪ったWTB山田の活躍などでNTTコムを寄せ付けなかったパナソニックががっちり首位をキープした |
20日、東京・秩父宮ラグビー場でセカンドステージ2試合が行われた
前節、神戸製鋼コベルコスティーラーズを大逆転で倒した王者パナソニック ワイルドナイツはNTTコミュニケーションズシャイニングアークスから6トライを奪って45-14で快勝。
冷たい雨が降り注ぐあいにくのコンディションをものともせず、「アタックではいいラグビーができた」(SH田中史朗)という内容の良さを見せたパナソニックがグループA首位をしっかりキープ。
スーパーラグビー(SR)のフォース入りが発表されたWTB山田章仁は自ら2トライを奪い、SRプレーヤーに相応しい存在であることを証明した。
グループB好調チーム同士の対戦となったリコーブラックラムズ - NTTドコモレッドハリケーンズ戦は、最後の最後までどちらに勝利の女神が微笑むかわからない、手に汗握る展開となった。
前半、セットプレーなどコンタクトエリアで優位に立ったリコーが14-10とリードして折り返したが、ハーフタイム時に「前半ボールを持てず、ディフェンス一辺倒だったので、後半はアタックを前面に出していこう(下沖正博監督)」という指示を受けたNTTドコモが後半0分、5分とトライを重ねて逆転。
リコーも終盤スクラムでのペナルティトライなどで再び主導権を握り、後半31分時点で26-24とリコーが2点リードしていたが、後半33分にFB才口將太がPGを決めたNTTドコモが再逆転。
最後はサヨナラPGを狙ったリコーFBピータース・ダニエルのキックがポストに当たって外れるという劇的な結末でNTTドコモが1点差勝利をものにした。
(text by Kenji Demura)
後半36分、途中出場のSH内田がNTTコムのインゴールを駆け抜けてパナソニックが6トライ目を挙げる |
リコーに競り勝ち、優勝したかような喜び方を見せるNTTドコモはセカンドステージ3勝1敗。ワイルドカードトーナメント進出が見えてきた |