東芝府中、トヨタ自動車に快勝!!

 トップリーグ第2節最終日は26日、札幌・月寒ラグビー場で1試合が行われ、東芝府中ブレイブルーパスが
トヨタ自動車ヴェルブリッツを48-19で退け、今季初勝利をマークした。
トヨタ自動車とともに1勝1敗。
 開幕戦を落とした前回2位の東芝府中だが、この日は立ち上がりから強力FWが威力を発揮。気迫十分のプレー
でトヨタ自動車を圧倒した。開始3分、故障から復帰したFB立川の先制トライ(ゴール)で優位に立つと、
11分、19分といずれも日本代表FWのバツベイが相手ゴールを割り、19-0とリード。勢いに乗った後半も
攻守に力強いプレーから4トライを重ねて、危なげなくトヨタ自動車を突き放した。
 第3節は10月2日、ともに開幕2連勝のリコーブラックラムズ-神戸製鋼コベルコスティーラーズ戦
(13時、東京・秩父宮)など4試合が行われる。
神鋼、NEC、リコー、ヤマハが開幕2連勝!!
=ワールド初勝利、サントリーは2連敗=
 トップリーグ第2節第1日は25日、東京・秩父宮、大阪・近鉄花園両ラグビー場とヤマハスタジアムで
計3試合が行われ、連覇を狙う神戸製鋼コベルコスティーラーズが今季昇格した日本IBMビッグブルーに苦戦しな
がらも、43-36で辛くも振り切ったほか、NECグリーンロケッツ、ヤマハ発動機、リコーブラックラムズ
が開幕2連勝を飾った。
攻守に精彩を欠く神戸製鋼は前半29分、SO今村のPGで15-14とやっと逆転。後半開始直後にフランカー
池上のトライで差を広げたが、それでも波に乗り切れない。30分までに、FBミラーのトライなどで日本IBMに
29-36と再逆転された。しかし、ここから神戸製鋼はナンバー8斉藤ら個々の突破力など地力の差を見せ付け、
2トライを奪い逃げ切った。
リコーはサントリーサンゴリアスに前半3PGを許し0-9と苦戦。後半3分にはCTB瓜生に飛び込まれ、
0-16と一方的な展開かと思われた。だが、2度のシンビン(一時退場)などでペースをつかめないサントリーに対し、
リコーは数少ない好機を生かし、PGを挟んで2トライ(2ゴール)で30分に17-16と逆転。さらにPGを
加え20-16で競り勝った。
NECはこの日も南アフリカ代表のSOファン・デル・ヴェストハイゼンがキックにパスにと活躍。17-17で
迎えた後半4分、絶妙のゴロパントからCTB向山の勝ち越しトライに結び付けるなど、30-24で三洋電機ワイ
ルドナイツに勝った。
ワールドファイティングブルも後半の2トライなどでクボタスピアーズに27-25で逆転勝ちし、今季初勝利。
静岡・磐田のヤマハスタジアムでのナイター開催となったヤマハ発動機-近鉄ライナーズ戦は地力に勝るヤマハが
40-10で快勝した。
   26日は札幌・月寒ラグビー場で東芝ブレイブルーパス-トヨタ自動車ヴェルブリッツ戦が行われる。

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