ヤマハ発動機、三洋電機に快勝

トップリーグ第5節最終日は17日、宮城・仙台スタジアムで三洋電機ワイルドナイツ-ヤマハ発動機(ジュビロ)の1試合が行われ、ヤマハ発動機が42-24で快勝、3勝目(1敗)をマークした。三洋電機は開幕4連敗。

開始10分、ヤマハ発動機がフッカー中林のトライ(ゴール)で先行すれば、三洋電機もSH池田の2PGで反撃。前半を6-14で折り返すと、後半は5分までに山内、石川両WTBが立て続けにトライを奪うなど、21-14と一気に逆転した。しかし、地力に勝るヤマハ発動機はプロップ山村のトライから同点とし、さらに得点を重ねて、粘る三洋電機をねじ伏せた。

第5節を終えて、クボタスピアーズが勝ち点16で首位に立ち、同15でヤマハ発動機、トヨタ自動車ヴェルブリッツ、東芝府中ブレイブルーパス、神戸製鋼コベルコスティーラーズ、NECグリーンロケッツの5チームが追っている。

第6節は23、24の両日、東京・秩父宮、福岡・博多の森など4会場で6試合が行われる。


東芝府中、NECに逆転勝ち
=全勝チーム消える=

トップリーグ第5節第1日は16日、東京・秩父宮、大阪・近鉄花園両ラグビー場で計3試合が行われ、注目の東芝府中ブレイブルーパス-NECグリーンロケッツ戦は東芝府中が後半、地力を発揮して17-13で逆転勝ち、3勝目(1敗)を挙げた。NECの開幕連勝は「3」でストップし、これで全勝チームはなくなった。

 0-10とリードされた東芝府中は前半終了間際、得意のモール攻撃からプロップ笠井がトライを奪い反撃開始。後半、FW戦で主導権を握ると、3分にはモールを押し込んでフランカー渡邉が右中間に押さえ(ゴール)、12-10と逆転した。さらに22分にも、ラインアウトからフッカー塚越のトライに結びつけた。後半、NECの得点は1PGにとどまり、3勝1敗。

クボタスピアーズは前半10-5とリードすると、後半も2トライなどで、精彩を欠くサントリーサンゴリアスを突き放し、24-10で快勝した。クボタは3勝1敗。サントリーは早くも昨シーズンと同じ3敗目(1勝)。

 神戸勢同士の一戦は、着実に得点を重ねた神戸製鋼コベルコスティーラーズが、後半のワールドファイティングブルの反撃を1PGに抑え、34-20で振り切り、1敗(3勝)を守った。ワールドは2勝2敗。

 17日は三洋電機ワイルドナイツ-ヤマハ発動機(ジュビロ)戦が14時から宮城・仙台スタジアムで行われる。  

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