2004.10.24 [SUN]
トップリーグ第6節 花園ラグビー場 記者会見レポート
ワールド ファイティングブル 28-23 三洋電機ワイルドナイツ![]() ○宮本勝文監督 「勝つつもりだったし、勝てたゲームだったと思う、前半いいリズムでトライを取れた、後半は思ったより風が出てきて上手く相手に利用された、またシンビンなどつまらないペナルティーでリズムを崩したが、やっていこうとしていることは序所に出てきているので悲観していない。今週の水曜日から指揮をとることになり、選手、自分自身も動揺しているが、『シーズン終了まで頑張ろう』と言っている。 今まで外から見ていたのと実際にイメージが異なっていたが、これからはどんどんと走っていくいい形でチームを作っていく、チームの潜在能力は非常に高いと思っている、特にバックスは光るものがある、次の神戸戦までに強いフォワードを作りあげてのぞむ、残り全部勝つつもりで行く。」 ○石川安彦ゲームキャプテン 「負けて悔しいです。うちは精神的に弱いと思う、シンビンなどを受けることじたいそうだ。 今まで1勝もしていないので、まず1勝をとのぞんだ、体制が変わったことでの影響はない。」 ![]() ○デス・キッサーン ヘッドコーチ 「非常にがっかりしている、大事なゲームなのに両チームとも最後の20分になってやっと戦いはじめた。 スクラム、ラインアウトは良かったのでその点はハッピーだ、また最後のデフェンスも満足している。 サンヨー陣に入ればポイントを重ねていくとういう手堅いゲームプランだったが、PKでもっとクイックに出せるチャンスもあった。」 ○舛尾敬一郎キャプテン 「取れるところで取りきれなかった、点差が縮んできて何とか勝つことができたが、大事なところでミスがありトライを取ることができなかった。 アタックでフェイズを重ね1本いいトライは取れた、後半ディフェンスはよく我慢した。修正点は多いが勝ててよかった。」 トヨタ自動車ヴェルブリッツ 34-24 神戸製鋼コベルコスティーラーズ![]() ○増保輝則監督 「ある程度の劣勢は予想していた、14点差は逆転の圏内だったが、うちのミスから最後のトライを与えたのが痛かった、トヨタはフォワード、バックスともコンタクト局面でいいスピードで入ってきた、前半は完敗だった、後半は相手のバックスリーが早いのでスペースを与えないように指示した、トヨタは素晴らしかった。 誰彼でなく今日はすべてトヨタが上だった。 シーズン前に、トップリーグの厳しさを考えれば、優勝の一つの目安としてギリギリ2敗までと読んでいたので、最後のPGで勝ち点1を取りにいったが、今後もあのような選択も重要になってくる、うちは開き直りが遅い、もっと早く出せるかどうか、まだ安定していない、今日のゲームの反省はするが引きずることなく次の三洋電機戦にのぞむ。」 ○松原裕司キャプテン 「今日はうまく力を封じ込められ神戸のペースにする事ができなかった、まず相手陣に攻め込むことが頭にあってそれに固執した事、近場でのボール争奪でトヨタに上手にボールを出された事が敗因。 最後はもう開き直って攻めた、あれが最初から出せないようではこれからもダメ。」 ![]() ○朽木英次監督 「前半40分、後半20分まではトヨタのプランどおりに進んだが、あいてプレッシャーを受け最後の20分は神戸ペース、先のヤマハ戦の課題もそうだったが、前半10~20分のゲームへの入り方にポイントを置いて平素も練習している、特に神戸はセットプレーから仕掛けてくるのが上手いチームでそこへプレッシャーをかけた。 うちはメンタル面に課題があり、点差が開いてまだKO(ノックアウト)していないのに手を緩めてしまった、神戸戦がひとつの山になるだろうと、昨年のチャンピオンを叩くことで何かをつかみたいと意識して今日のゲームにのぞんだ。」 ○菅原大志キャプテン 「1週間空いて、いい準備をしてゲームにのぞめた、今までは神戸とは分が悪いが、勝った時はいつもゲームへの入り方がよかった、今日はいいリズムでボールキープできた。 神戸はいいチームで15人が一つ一つのプレーをしっかり出来るし、メンタル面もしっかりしている、次に対戦して勝てるかどうかはわからない、今日勝ったことで次の大きな原動力になるしステップアップしていきたい。」 |