日本IBM、ワールド破り初勝利

=神鋼はサントリーに逆転勝ち=


 トップリーグ第11節第1日は25日、東京・秩父宮、大阪・花園両ラグビー場で計4試合が行われ、開幕9連敗中の日本IBMビッグブルーが37-28でワールドファイティングブルに競り勝ち、待望のリーグ初勝利をあげた。日本IBMは7-7の同点で迎えた30分、WTB徳永のトライで勝ち越すと、37分にもSH山中が押さえて前半を19-7とリード。後半ワールドに30-28と追い上げられたが、終了間際に再び山中が貴重なトライを決め、粘るワールドを突き放した。日本IBMは勝ち点を10に伸ばしたが、最終節を待たずにリーグ自動降格(11、12位)が決まった。ワールドは3勝7敗で勝ち点14。

神戸製鋼コベルコスティーラーズは後半地力を発揮、4トライを奪って31-24でサントリーサンゴリアスに逆転勝ちし、6勝目(4敗、勝ち点32)をマーク。サントリーは4勝6敗で勝ち点24。

このほか、クボタスピアーズは38-21でリコーブラックラムズに快勝、5勝5敗の五分とし勝ち点も27に伸ばした。リコーは4勝6敗(勝ち点18)。

三洋電機ワイルドナイツは9トライの猛攻を見せ、61-7で近鉄ライナーズを退け、3勝目(7敗、勝ち点19)。近鉄は2勝9敗(勝ち点13)。

26日はヤマハ発動機(ジュビロ)-東芝府中ブレイブルーパス(13時、静岡・ヤマハスタジアム)、トヨタ自動車ヴェルブリッツ-NECグリーンロケッツ(14時、愛知・瑞穂ラグビー場)の2試合が行われる。

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