2005.01.09 [SUN]
第12節 会見レポート(神戸製鋼コベルコスティーラーズ 24-31 ヤマハ発動機(ジュビロ))
◎神戸製鋼コベルコスティーラーズ ○増保監督 「今日の試合は神戸よりもヤマハがよいラグビーをした。神戸は前半の戦い方が悪い。ミスが多く、こちらの思うようにいかない。試合は神戸が追いかける展開だったが、ヤマハにうまくゲームメイクされた。逆転のチャンスもあったが、こちらのミスでつぶしてしまった。 マイクロソフトカップに優勝しないと日本選手権にも行けない。どこと当たっても一緒。前半の戦い方を修正し、負けたら終わりのトーナメント戦なので、しっかりと戦っていきたい」 ○松原キャプテン 「キックで取られたのが計3本。このとられ方は問題ないと思っている。力負けしたという感じもしない。この試合はマイクロソフトカップにつながる試合、自分としてはいい試合だったと思う。チームの中の一人一人が率先力を出してきている。自分たちの形ができてきた」 ――前半の戦い方が悪いということだが? ○増保監督 「前半はどのチームもスタミナ、集中力が高い。当然プレッシャーもきつい。神戸はそこで負けてミスをしている。イージーなミスで継続できていない。後半になってボールが動くとうちの形になるのだが。その入りのところ、タイトなところでどうプレーできるかが課題だ」 ――監督一年目を振り返ってどうか? ○増保監督 「昨年もスタンドから見ていた。昨年と違うのは他のチームの力が上がったということ。コンタクトやディフェンスの組織力が上がっている。ここで神戸は苦戦している。他のチームは伸び幅が大きく、神戸は少なかった。来シーズンもタイトな試合が増えるだろう」 ◎ヤマハ発動機(ジュビロ) ○グラント・バティ ヘッドコーチ 「ハードな戦いだった。スタートはまずまずだったが後半、神戸のハードなアタックにあい、難しい試合になった。3人のレギュラー選手が怪我をし、選手を選考するのに苦労した。後半レフリーの判断に戸惑ったようだったが、よくがんばった。神戸はすばらしいチームだ。ペナルティーキックの少なさを見てもわかる」 ○久保キャプテン 「まず、ヤマハの関係の方々、ファンの皆様に大変支えていただいていることに感謝したい。神戸はすばらしいチーム。競った試合になった。ヤマハとしては一人目のタックルがよければもっと違う展開になっていたと思う。修正してマイクロソフトカップにつなげたい」 ――マイクロソフトカップに向けての抱負を。 ○グラント・バティヘッドコーチ 「今のところ、水曜日の抽選が終わらないと何もわからない」 ○久保キャプテン 「負けたら終わりのトーナメント戦なので、一戦一戦がんばるのみだ」 ――この一年を振り返ってみてどうか。 ○グラント・バティヘッドコーチ 「まだまだ伸びしろのあるチームだ。上達しなければならないところもたくさんある。1年2年かけて伸ばしていき、日本で一番のチームになることができると思っている」 ○久保キャプテン 「ヤマハは成長したと思っている。昨年はトライが取れなかった。ボーナスポイントも取れず、3位だった。今年は4トライ以上とることが目標だった。4トライ取れなかった試合もあるが、ボーナスポイントが取れるようになった。得点力が上がったということだ」 |