2005.09.18 [SUN]
1節 会見リポート(トヨタ 14-18 サントリー)
◎トヨタ自動車ヴェルブリッツ ○朽木英次監督 「結果は、トライを2本取ったチームと、一本しか取れなかったチームの差だと思います。しかし、我々のやって来たことは、そう間違っているとは思っていません。今日の試合でできること、できないことが明確になったので、次の試合までに修正して挑んでいきたいと思います。 これから始まるトップリーグに対して、前を向いて一歩一歩進んでいきたい」 ○北川キャプテン 「今日の試合は、昨年からの課題であった反則を少なくすることが守れず、このような結果になった。反則が多いと、試合には負けるんだということを痛感した。この課題を直してよいチームになるように頑張りたい」 ――明確になったことをもとに、チームを作り変えるところは、どこか。 ○朽木監督 「試合は、紙一重であって、ボールの支配率で行けば前半は7:3で、勝っていたと思う。その中で、ボールの支配力、継続、ゴール前の集中力の違いが顕著に出た。トヨタが同じような形で攻め込んだときに点が取れず、同じように攻め込まれたときに点を取られたこと。そんなところを変えていきたい」 ――サントリーのディフェンスが固かったようですが。 ○北川キャプテン 「接点のところでは負けていなかったと思うが、サポートプレーヤの精度やミスを犯したときに、こちらのペースでテンポ良く試合ができなかった。これらを精度よくすればもっと良いアタックができるでしょう」
◎サントリーサンゴリアス ○永友監督 「今日の試合は、接戦ではあったが決して良いものではなかった。悪い内容でも勝てる試合があることも分かって、少なからず「選手の自信」になったのではないかと思います。しかし、ラグビーの中で、偶然では勝利は転がってこないことは分かっている。選手の頑張りには感謝している」 ○田中キャプテン 「とにかく、肉体的にも精神的にもタフな試合でしたが、試合は楽しくできた。『ラグビー』をやっているという感じがしました」 ――接戦をものにしてスタートを切れたことについて。 ○永友監督 「初戦で、接戦をものにできたことはチームや選手にとっても大きいことでした。選手たちのレベルが上って来た証拠だと思います。田中キャプテンを中心に80分間やるべきことはやったと思う。この一勝は、単なる一勝ではなくて長いトップリーグを見ていくためには大きいこと、チームも変えていかなければいけないと思います」
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