2005.09.19 [MON]
1節 会見リポート(NEC 21-31 三洋)
◎NECグリーンロケッツ ○高岩ヘッドコーチ 「徐々にチームの状態は上って来て臨んだ初戦であったが、結果的には残念であったけれど、内容的にはエキサイトな試合であった。今後につながる部分はたくさんあったと思います。最後の駆け引きのところ、10分間で負けてしまったが、修正できる範囲だと思います。一戦一戦、大切に戦っていきたいと思います」 ○浅野キャプテン 「トップ開幕戦には何が何でも勝ちたかった。トップリーグも3年目、各チームのレベルは確実に縮まって来ていると思います。力がきっこうしているチーム同士では、ひとつのミス、ひとつのターンオーバーが勝敗を分けていく。今日は、まさしく勝敗を分けた」 ――三洋電機は力を付けてきたと聞いていたが実際にはどうでしたか。 ○高岩ヘッドコーチ 「ほとんど予想どおりでした」 ――春先、日本代表に選手を取られた影響があったのか。チーム作りの難しさは。 ○高岩ヘッドコーチ 「日本代表の影響はなかった。けが人が多く、体のメンテナンスをする選手が多くいて、なかなか試合が組めなかったことに苦労した」
◎三洋電機ワイルドナイツ ○宮本監督 「昨年の日本選手権のチャンピオンに勝てたことはうれしいことです。これまで、チームは順調に仕上がってきた、もう少し展開ラグビーをしたかったが序盤から固くて自分たちのリズムにできなかったが最後の最後で動け、ボールを出せたので、逆転ができた。私たちは、練習を十分に積んできたので勝てると思っていた。しんどかったけど勝てた。そんな感じです」 ○榎本キャプテン 「開始9分で負傷して、頭が痛いです。初戦に勝って良かった。ねばりのディフェンスが、前半の随所に見られた。あそこで何本か取られていたらゲームは変わっていたでしょう。ディフェンスが勝因だったと思います」 ――これまでどこを強化してきたのか。また戦術面ではどうか。 ○宮本監督 「私の指導というより、選手が主体でしっかりしているチーム。榎本キャプテンがしっかりしており、よく練習をしてくれたおかげだと思っています。ディフェンスの練習には時間を割いた。シツコイ、しつこいディフェンスができたと思います。NECは私たちを十分に研究していると思った。後半ボールを散らすことを指示した。なかなかアタックへのリズムに乗れなかったが、ディフェンスから攻撃にいくのも、このチームの形です」
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