第3節プレビュー

ワールド-NEC戦に注目

トップリーグ第3節は10月1日、2日の両日、東京・秩父宮ラグビー場ほかで4試合が行われる。第2節を終わって、開幕連勝は3チームと早くも混戦ムード。そんな中、連覇を狙う東芝府中ブレイブルーパスの安定した戦いぶりが光る。初戦の神戸製鋼コベルコスティーラーズ戦ではミスもあったが、強力FWとCTBマクラウドを軸にしたバックスがかみ合い、ライバルをノートライに退けると、福岡サニックスブルース戦は11トライの猛攻で圧勝した。2季ぶりにリーグ復帰したセコムラガッツ戦(1日14時、秩父宮)も東芝府中の優位は動かないところだろう。セコムとしては4トライで1ポイントを奪いたい。

同じく開幕連勝のヤマハ発動機ジュビロも主将の木曽を中心にまとまりがいい。リコーブラックラムズ戦(2日13時、ヤマハスタジアム)は地元で迎えるとあって、気合も十分。リコーは捨て身のディフェンスでヤマハ発動機の攻撃リズムを崩し、先手を取りたいところ。

第3節で最も注目されるのはワールドファイティングブル-NECグリーンロケッツ戦(1日14時、大阪・花園)。前節、初勝利を挙げた昨季3位のNECだが、今節のワールドも難敵だ。昨季9位とはいえ、33-31で辛くも勝った相手。ワールドは前節トヨタ自動車ヴェルブリッツに25-28で逆転負け。ともに1勝1敗、ここで勝利をつかみ波に乗れるか。開幕2連敗と苦しい今季復帰組のサニックスは初白星を狙って、トヨタ自動車戦(1日正午、花園)に挑む。

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