第7節レビュー

三洋電機ワイルドナイツが開幕6連勝
=NECは神戸製鋼に逆転勝=


ジャパンラグビートップリーグ第7節第1日は29日、東京・秩父宮ラグビー場などで5試合が行われ、唯一全勝の三洋電機ワイルドナイツがリコーブラックラムズに58-15で圧勝、開幕6連勝を飾った。リコーは2勝4敗。

トップリーグでは、三洋電機は過去リコーに0勝2敗と苦手としていたが、今季は勢いが違う。開始1分、WTB角濱の先制トライで波に乗ると、SOブラウンが着実に3PGを決めるなど前半を23-3とリード。後半も攻撃の手を緩めず、トライの山を築いてリコーを振り切った。

注目の一戦、神戸製鋼コベルコスティーラーズ-NECグリーンロケッツは1トライを争う激しい攻防の末、NECがノーサイド直前、途中出場のオースティンがトライを奪い、10-8で劇的な逆転勝ち、5勝目(1敗)を挙げた。神戸製鋼は3勝3敗。

同じく1敗で首位・三洋電機を追う東芝府中ブレイブルーパスはワールドファイティングブルを24-13で退け5勝目。ワールドは2勝3敗1分け。

サントリーサンゴリアスが31-18でクボタスピアーズを破り3勝3敗としたほか、トヨタ自動車ヴェルブリッツもセコムラガッツに8トライの猛攻を浴びせ、59-28で勝ち2敗(4勝)を守った。クボタは1勝4敗1分け、セコムは開幕6連敗。

30日は福岡サニックスブルース-ヤマハ発動機ジュビロの1試合が行われ、前半戦が終了する。

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