2005.12.19 [MON] 協会リリース Twitter Facebook Google+ LINE 10節 会見リポート(トヨタ 27-38 東芝府中) ◎トヨタ自動車ヴェルブリッツ ○朽木英次監督「最終スコアは11点差だったが、東芝がシンビンで数的有利な状況下でもあり、実際は点差以上の実力差を痛感した。状況判断や立ってプレーする意識等、東芝のほうが上である。練習でのプランニングがゲームで具現化できず、今後の課題は多い。優勝は絶望的だが、今日でシーズンが終わったわけではないので、前を向いて、残りゲームを一戦、一戦大事に戦っていきたい」 ○北川俊澄主将「東芝とは、ブレークダウンの動きに大きな差を感じた。立ち上がりの動きの鈍さで3トライを許し、チームの課題も克服できていない。監督も申し上げたとおり、残りゲームを大切に戦っていきたい。 (東芝プレーヤーのシンビンで数的優位に立ったはずのFW戦について)練習の成果が出なかった。モールプレーで深く差し込まれ、いい形で押せなかった。 (ペナルティーの選択をスクラムから、途中ラインアウトへ変更した点を訊かれ)東芝のプレッシャーがきつく、戦術変更を余儀なくされたが、流れを変えられなかった。 (東芝と三洋の違いについて)ブレークダウンの点で、東芝のほうが一枚上手だ」 ◎東芝府中ブレイブルーパス ○薫田真広監督「昨年トヨタに負けた借りを返し、優勝へ可能性を残したことからも、勝ち点5を挙げられたのは大きい。前半に比べ、後半は非常に厳しいゲームになったが、これを糧にして、残り2試合全力を尽くして勝ちにいく」 ○冨岡鉄平主将「勝ち点5を取ることしか考えてなかった。前半にゲームを決めるつもりだったが、思い通りのゲームだった。皆、気持ちが前面に押し出て、よかった。難点をいえば、岩下レフリーのジャッジに適応できないプレーが多かった。早い段階での適応とコミュニケーション不足が反省点である。とはいえ、今日のゲーム内容は満足している。 (前半、敵陣ゴール正面でPGを選択しなかったことについて訊かれ)勝ち点5をとるためには、トライ数が必要だから。三洋電機を逆転するためには、手堅いゲーム運びより、積極性を押し出す方が大切」