前半ヤマハが先行するも、後半は反則に苦しみ、28分に同点に追いつかれる。終了間際ヤマハがトライを奪い、勝利を手にしたかと思われたが、ロスタイムに入り、日本IBMが再びトライを奪い、同点に終わった。
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大西ヘッドコーチ(左)、高キャプテン
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ヤマハ発動機ジュビロ 27-27 日本IBMビックブルー(9月30日)
◎日本IBMビッグブルー
○大西一平ヘッドコーチ
「やっと今日が開幕という印象。引き分けという結果は悔しいが、チームが眠りから目覚め、いい感じのゲーム運びができた。躍動感に溢れ、地に足がしっかりついていた。これまでのゲームと明らかに違う。チームが手ごたえをつかんだゲームだった」
○高忠伸キャプテン
「大西ヘッドコーチのコメントにもあった通り、後半に自分たちの思い描くラグビーができた。具体的には、スペースへ走りこむ、スペースへパスを通す。基本的なことであるが、これがIBMのラグビーであり、それなりの意思疎通ができていた」
――ロスタイムに失点、チームにあきらめや焦燥感は?
○高キャプテン
「控えのプレーヤー、多くのサポーターに応援いただくなか、あきらめるプレーヤーなど絶対いない。我々は常に80分を精一杯戦っている」
――サイドによってロックのポジションが変更していたことに意図は。
○大西ヘッドコーチ
「よく気がつきましたねぇ(苦笑)。あまり意図はないですよ。強いていえば、次のポイントに早く参加できるプレイヤーがオープンサイドにポジショニングしていたという程度です」
――今日の総括として。
○大西ヘッドコーチ
「勝てなかったのは悔しいが、勝ちと同じくらいの収穫はあった」
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堀川監督(右)、大田尾バイスキャプテン
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◎ヤマハ発動機ジュビロ ○堀川隆延監督
「最後の最後というところで、集中力が切れたのが、この結果になった。それなりにいいプレーができていただけに残念だ。負けに等しい試合」
○大田尾竜彦バイスキャプテン 「勝つことが難しいことを再認識した。相手陣22m内に入ったときに無得点だったケースが3回あったのが痛い。自分たちのミスからリズムを崩してしまった」
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