7節 マッチ&会見リポート(NEC 28-46 クボタ)

三ツ沢では今シーズン唯一のトップリーグ戦。好天にもめぐまれ3000人を上回るファンが、NECグリーンロケッツ対クボタスピラーズ、トヨタ自動車ブエルブリッツ対セコムラガッツ戦を観戦した。
試合に先立ちセコムラガッツの現役、コーチ陣により横浜市内近郊のラグビースクール生約200名に「セコムラグビークリニック」が開催され1年生から中学生までの生徒がトップリーグの選手たちの指導をうけた。

第一試合はスタンドオフ伊藤の正確なPKで6点を先取したクボタが終始主導権をにぎったゲーム展開。NECも得意のモールからの攻撃で4本のトライを奪うも、ナンバー8ケフの起点からの攻撃に15番マクイナリの5トライで46対28とクボタの完勝、後期の台風の目になるか。
NEC 28-46 クボタ   NEC 28-46 クボタ   NEC 28-46 クボタ
NECグリーンロケッツ
高岩監督(左)、浅野キャプテン
高岩監督(右)、浅野キャプテン

NECグリーンロケッツ 28-46 クボタスピアーズ(10月22日)

◎NECグリーンロケッツ
○高岩映善監督

「夏からの課題であった接点での戦いに負けたのが最大の原因。ケフとマクイナリをマークしてはいたが2人以外のプレーヤーにも受身に立ってしまった。後期にむけて1ヶ月あるので原点に戻り立て直す」

○浅野良太キャプテン
「シーズン初戦に負け優勝を狙うには負けられない試合だったのに、応援してくれている方々やゲームに出られなかった仲間に申し訳なく思う。
ラインアウトの乱れなど、接点での戦いに負けた。もっと接点での戦いにこだわりを持つべきだった」


NEC 28-46 クボタ   NEC 28-46 クボタ
クボタスピアーズ
山神監督(右)、鈴木キャプテン
山神監督(右)、鈴木キャプテン


◎クボタスピアーズ
○山神孝志監督

「東芝に惜敗してきただけに勝ちたかった。選手がベストゲームで前半節を締めくくってくれた。
一つ一つのフェーズでケフ、マクイナリ以外の選手が力強さを発揮しサポートしバックスリーでトライを取るパターンができた。強いチームと戦ってきたので、後半節はもっと良いゲームをして勝ち越したい」

○鈴木力キャプテン
「絶対負けられないゲームに勝て、サポートしてくれた方々、メンバーに感謝したい。ハーフタイムでブレークダウンへのこだわり、反則をしないことを申し合わせ、できたと思う。前半節は勝てないゲームが多かったが後半節は全勝を目指したい」


NEC 28-46 クボタ   NEC 28-46 クボタ

NEC 28-46 クボタ   NEC 28-46 クボタ

RELATED NEWS