2007.11.09 [FRI] Twitter Facebook Google+ LINE 3節は10日土曜日に7ゲーム開催。 Week 3(3節) 10月26日に開幕したジャパンラグビー トップリーグ2007-2008。第3節となる今週末は、東京・大阪・愛知・岩手の4会場で7試合が行われる。注目は開幕から勢いを保ち続ける上位3チームの戦いぶり。 首位の神戸製鋼コベルコスティーラーズは、大阪・近鉄花園ラグビー場でTL初参戦の三菱重工相模原ダイナボアーズを迎え撃つ。SH後藤主将を中心に"超攻撃的ラグビー"を掲げ、圧倒的なアタック力を武器にする。CTB今村らの若手の成長も著しく好調を維持したいところ。対する三菱重工相模原は、厳しい戦いが続いているが、前節トヨタ自動車戦で見せたしつこいディフェンスは十分リーグで通用することを示した。佐藤主将を軸にした機動力ある3列を生かし攻撃を組み立てたい。 2位の三洋電機ワイルドナイツは、岩手・盛岡南公園球技場でリコーブラックラムズと対戦する。前節、福岡サニックスを相手に11トライを奪い快勝し勢いに乗る。決定力ある両WTBの三宅・北川(智)を活かし、連勝街道を突き進みたい。リコーは、日本代表でも活躍したCTBブライスが戻りBKラインに安定感が増した。元々、FWの激しいプレーには定評があるため好機を得点に繋げたい。 3位のサントリーサンゴリアスは、花園でコカ・コーラウエストレッドスパークスとの対戦となった。開幕2連勝を飾ったサントリーは、けが人の多さが目立っていたがそれに台頭するメンバーが急成長。層の厚さを見せる。WTB小野澤の決定力は相変わらず、キッカーの栗原も前節8本のゴールをすべて決めるなどベテラン勢がチームを牽引。リーグ王者への基礎固めをしたいところ。対するコカ・コーラウエストは前節厳しい試合を制したことで自信を深めた。SO淵上の巧みなゲームメイクに注目したい。 その他のゲームも目が離せない試合ばかり、東京・秩父宮ラグビー場では、連敗を脱したいクボタ・スピアーズが、ワールドカップから好調を維持し得点ランキングで首位を走るCTB大西を擁するヤマハ発動機ジュビロと、開幕戦を落としたものの王者の風格漂う東芝ブレイブルーパスが、前節からの建て直しを図る福岡サニックスブルースとナイトゲームで対戦する。岩手・盛岡南で行われるリコー対三洋電機の前には、前節SOヤコ・ファン・デル・ヴェストハイゼンの活躍で接戦を制したNECグリーンロケッツが、初昇格ながら上位チームを慌てさせている九州電力キューデンヴォルテクスと対戦する。 拮抗した戦いの続く、ジャパンラグビー トップリーグ2007-2008。今節も手に汗握る熱戦を期待したい。 ■チケット トップリーグ前半戦(~8節まで)のチケットが発売中です。 よいお席はお早めに!チケット情報はこちら。 昨シーズンに引き続き、試合記録にはないデータをご覧いただける「トップリーグデータ」も各節毎に公開していきます。チームタックル数、個人タックル数ランキングなどがご覧いただけます。「トップリーグデータ」で、ご観戦をよりお楽しみください。 「トップリーグデータ」1節(pdf)