|
豊田自動織機シャトルズ 7-40 東芝ブレイブルーパス
【week3/2010年9月18日(土) at 愛知県・名古屋市瑞穂公園ラグビー場】
|
陽が西のビルに沈む中、豊田自動織機シャトルズのキックオフで始まった。序盤、キックで相手の出方を伺う両チーム。東芝ブレイブルーパスは、小刻みなパスで敵陣で優位にゲームを進める。しかし、ミスが多く波に乗り切れない。
13分東芝は、敵陣22m付近中央スクラムより9-10-12-11と展開し、WTB宇薄が左中間にトライ。SOデイビッド・ヒルのゴールも成功し0-7と先制。その後もFWの接点で勝る東芝が優位にゲームを進める。22分東芝は、ゴール前右中間のスクラムを押し込み、No.8豊田がトライ。SOヒルのゴールも成功し0-14となる。25分にもFB立川が中央付近よりタックルをはずしつつ50m独走し左隅にトライ。0-19で前半終了。
後半、開始早々東芝は、ラックを続けて連取すると、最後はCTBニール・ブリューが抜け出しゴール中央にトライ。SOヒルのゴールも成功し0-26。8分にも1トライ1ゴールを追加し、0-33となる。
後半徐々にディフェンスが良くなった豊田自動織機は、16分自陣10mスクラムよりSOマリー・ウィリアムスがライン裏に絶妙なパント。そのボールを途中出場のCTB清水が好捕し、WTBローワン・バーティーに繋ぎ、ゴール中央にトライ。SOウィリアムスのゴールも成功し7-33。その後、拮抗した状態が続くも、31分に東芝が1トライを追加し7-40とする。終了際にも東芝が攻め込むが、織機が粘り強くディフェンスし東芝の追加点を許さない。結局、7-40でノーサイドとなり東芝が勝利した。マン・オブ・ザ・マッチは立川剛士選手。(大久保 誠)
|
|
|
|
|
|
|
|
|
瀬川監督(左)、廣瀬主将
|
◎東芝ブレイブルーパス
○瀬川智広監督
「会場に来てくれた両チームのファンに感謝します。良いところも悪いところもあった。次の試合に向けて、チームで確認し修正したい」
○廣瀬俊朗主将
「瑞穂に集まってくれたファンに感謝します。ゲーム前に豊田自動織機のファンが東芝にエールを送ってくれたことが嬉しかった。内容は良いとは言えないが次に向けて修正したい」
──具体的に何が良くなかったか?
○廣瀬主将
「パスのタイミングやブレイクダウン、単純なミスが多かった」
──ブレイクダウンでは苦しめられたか?
○廣瀬主将
「豊田自動織機の集散に苦しめられた。特に前半は厳しい戦いだった」
──トップリーグ新加入のチームへの印象は?
○瀬川監督
「トップリーグの舞台に上がる力のあるチームだった。毎試合、しのぎを削っている。重みのあるゲームばかり」
|
|
|
|
|
|
|
田村監督(右)、吉田主将
|
◎豊田自動織機シャトルズ
○田村誠監督
「先週よりは良かった。メンバー構成が難しかったがチームはプラスの方向に向かっている。負けたことが悔しい」
○吉田正明主将
「チームの状態は良くなっているが、チャンスでミスをしてしまった。次に向けて修正していきたい。最後まで諦めないディフェンスが良かった」
──東芝とやった率直な感想は?
○吉田主将
「自分たちのプレーができれば、もっと通用すると思う」
──スコア上では大敗してしまったが、足りないものは何か?
○田村監督
「経験値だと思う。チームは先週より強くなっている」
|