2節 マッチサマリー(NTTドコモ 15-46 サントリー)

NTTドコモ 15-46 サントリー   NTTドコモ 15-46 サントリー   NTTドコモ 15-46 サントリー   NTTドコモ 15-46 サントリー   NTTドコモ 15-46 サントリー
C:2011, JRFU(Photo by A. HASEGAWA)

NTTドコモレッドハリケーンズ 15-46 サントリーサンゴリアス
【week2/2011年11月5日(土) at 大阪・近鉄花園ラグビー場】

緑映える花園ラグビー場は小雨模様。サントリー先蹴りで始まったゲームは、自陣から果敢に攻めるドコモの‘挑戦'で滑り出す。昨季の日本選手権覇者‘横綱'サントリーは、日和佐・ピシのHB団、FBヒューワットが機能し、効果的なアタックで応酬する。3分ノーボールタックルから得たPGをSO伊藤が決め、積極的な攻撃をみせたドコモが3点先取。対してペナルティからの速攻でリズムをつくるサントリーは、SOピシが左右にボールを動かしドコモDFの出足を鈍らせる。5分FBヒューワットがPGを決め同点とすると、FLスミスが強烈なラインブレイクをみせるなど、アタックに勢いを増すサントリーがゲームを支配する。

10分ゴール前のスクラムコラプシングからSH日和佐が速攻、右へのロングパスをWTB14成田が巧みにキャッチ、右隅にT(G成功3-10)。ペナルティからの速攻を繰り返すサントリーに対し老獪なジャッカルで対抗するドコモだが、ジリジリと‘侵攻'され15分、18分と連続トライを奪われリードを広げられる(3-20)。26分にはカウンターアタックからピシ、ヒューワットに振り回され4トライ目を献上(G成功3-27)、あっさりボーナスポイントを獲得されてしまう。
29分40m中央スクラムからドコモがアタック、サントリーのDF対応が鈍ったところをSO伊藤-両CTB青木、宮里が突き左中間にT(G不成功8-27)、興味をつなぐ。

後半タックルでボールを殺せないドコモに対し、49分ゴール前の連続攻撃からピシのリターンパスを‘嗅覚'で受けたWTB小野澤がゴール中央へT(G成功8-34)。ほぼ勝負を決める。50分からロッソウ、デュプレアが交替出場し場内の期待も膨らむが、漫然と押し上げたDFのギャップをドコモに突かれ反撃のトライを喰らう(G成功15-34)など、消化不良なゲーム運び。最終スコアは15-46と圧倒したサントリーだったが、プレーの精度に課題を残した内容。

記者会見でプレーヤーを労ったジョーンズ監督もゲームプランの一貫性が曖昧だったことを反省点として挙げたが、チーム完成度の低い現時点で潜在能力の高さを見せつけた点は、今後の爆発力に期待を持たせた。(廣島 治)

NTTドコモ 15-46 サントリー   NTTドコモ 15-46 サントリー   NTTドコモ 15-46 サントリー   NTTドコモ 15-46 サントリー   NTTドコモ 15-46 サントリー
NTTドコモ 15-46 サントリー   NTTドコモ 15-46 サントリー   NTTドコモ 15-46 サントリー   NTTドコモ 15-46 サントリー   NTTドコモ 15-46 サントリー
NTTドコモ 15-46 サントリー   NTTドコモ 15-46 サントリー   NTTドコモ 15-46 サントリー   NTTドコモ 15-46 サントリー   NTTドコモ 15-46 サントリー

RELATED NEWS