2011.12.06 [TUE] 協会リリース Twitter Facebook Google+ LINE 5節 マッチサマリー(トヨタ自動車 29-26 近鉄) トヨタ自動車ヴェルブリッツ 29-26 近鉄ライナーズ 【week5/2011年12月3日(土) at 愛知・名古屋市瑞穂公園ラグビー場】 曇り空の下、トヨタ自動車ヴェルブリッツのキックオフで試合開始。3分にPGで先制した近鉄ライナーズはその後、グラウンドを広く使って、FW・BK一体となって攻める。トヨタ自動車も懸命にディフェンスをするが8分、近鉄がディフェンスラインを破り、この試合最初のトライをあげる。その後、トヨタ自動車が攻めこむもミスでリズムがつかめない状況が続いたが、15分にPGで得点をあげてからは攻撃のテンポが上がる。そのため、トヨタ自動車が敵陣で攻める時間が長くなり、前半だけで3本のトライをあげ、18-10とトヨタ自動車のリードで前半終了。 後半は近鉄が開始早々から積極的に攻撃をし、2分にトライをあげて反撃を開始する。そして、16分にはPGを加えて試合を振り出しに戻す。その後は、お互いが持ち味を生かして積極的に攻め、トヨタ自動車が1T1PG、近鉄が1PGを加えて、トヨタ自動車5点のリードで終盤を迎える。そして38分、近鉄ライナーズは連続攻撃の猛攻から意地のトライをあげ、同点に追いつく。このまま同点でノーサイドかと思われた40分、トヨタ自動車が決勝のPGをあげて、29-26で劇的な勝利をあげた。 攻撃面ではお互いに持ち味を生かし、グラウンドを広く使った展開ラグビーをしたことで、最後まで勝負が分からない緊迫感のある試合となった。マン・オブ・ザ・マッチは、トヨタ自動車のLO杉本晃一選手。 前田監督(右)、高キャプテン ◎近鉄ライナーズ ○前田隆介監督 「雨の中でも多くのファンに応援してもらい感謝しています。試合に負けてしまったことが悔しいです。この後も連戦になるので気持ちを切り替えて頑張りたい。ラストプレーで勝ち越しを狙い攻撃を仕掛けたが、ボールを失ったことを反省しなければならないと思います」 ○高 忠伸キャプテン 「フラストレーションの溜まる試合でした。チームで良く話し合い次に向けて今日の課題を解消していきたいです。PGを選択し確実に点差を詰めていけたことは良かったです」 ──良い形で攻め込んでいる時にペナルティをしたことについて。 ○高キャプテン 「レフリーと上手くコミュニケーションが取れていなかった」 ──昨年度のトヨタ自動車戦と今年のトヨタ自動車戦での違い。 ○前田監督 「僅差での戦いができているのは近鉄の成長だと思います」 朽木監督(右)、上野キャプテン ◎トヨタ自動車ヴェルブリッツ ○朽木泰博監督 「最後まで諦めずに戦った選手を誇りに思います。ゲーム内容より勝ち点5が取れたことが大きい。シーズンの最後に今日の勝利が活きるような戦いをしていきたいです」 ○上野隆太キャプテン 「予想通りのタフ試合でした。課題は多いが力の差が無い中で勝てたことが非常に大きい。ディフェンスにたくさん課題を残したので次節までに修正していきたいです」 ──この一週間で修正してきたことは? ○朽木監督 「スクラム、ラインアウトのセットプレーを修正しました。特にラインアウトは良かったので意図する攻撃ができました」 ──CTBのスティーブン・ブレットが早い時間に故障したことについて。 ○朽木監督 「戦術を変えざるを得なかった。キックオプションの中で彼は重要。後半の戦い方が難しくなってしまいました」 名古屋市内県立高校ラグビー大会決勝 U18花園女子セブンズセレクションマッチ(近畿) 東海RSの子供たち 女子セブンズ 明和高校