13節 マッチサマリー(NTTドコモ 26-37 福岡サニックス)

NTTドコモレッドハリケーンズ 26-37 福岡サニックスブルース
【week13/2012年2月4日(土) at 大阪・近鉄花園ラグビー場】

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C:2012, JRFU(Photo by A. HASEGAWA)

前節でNECから勝ち点5を獲得し、12位をキープしたNTTドコモと上位サントリーとの試合で展開ラグビーに自信をつけた福岡サニックスの試合は、開始早々福岡サニックス10番 田代がPGを決め先制、5分には、ペナルティからサイドを攻め、エンドで待っていた5番 マキリが左隅にトライ(G×)し、0-8とリードを広げる。10分には、一人少ないNTTドコモがゴール前5mラックから7番 鄭が左中間に飛び込みトライ、GKも決める。その後、お互い譲らず攻防を繰り返したが、24分NTTドコモは、ペナルティから9番 辻埜、10番 ガードと繋ぎ13番 清瀬が右中間にトライ、GKも成功し12-8と逆転に成功、NTTドコモがリードし前半終了。

後半に入ると、サニックスのスピード溢れる展開ラグビーで、6分、9分、14分と怒涛の攻めで、12-27と逆転しリードを広げる。16分には、途中出場のヘスケスが自陣から個人技でグランドを駆け回り、右中間にトライ、GKも成功し、12-34となる。

諦めないNTTドコモは、21分ラインアウトからモールで攻め、19番 シオエリが右中間にトライ、GKも成功し19-34。追い上げるNTTドコモは、33分ラックからサイド攻撃を繰り返し、最後は、ワイドに攻め宮里が右隅にトライ、GKも成功24-34と詰め寄り、喚起に沸くスタンド。しかし、反撃もここまで、最後は、福岡サニックス12番 小野のPKが決まり24-37とリードを広げて、ノーサイドを迎えた。

NTTドコモは、勝ち点1を獲得したが、入れ替え戦か自動降格か、明日のホンダヒート、コカ・コーラウエストレットスパークスの試合結果に運命を委ねることになる。
マン・オブ・ザ・マッチは、12番 小野晃征ゲームキャプテン。

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会見ダイジェスト
NTTドコモレッドハリケーンズ
高野ヘッドコーチ(右)、平瀬キャプテン
高野ヘッドコーチ(右)、平瀬健志キャプテン

◎NTTドコモレッドハリケーンズ
○高野一成ヘッドコーチ

「前節NEC戦の勝利から単独で12位をキープすることを目標に臨んだが、前半のシンビンでリズムに乗れなかった。後半、サニックスのテンポのあるワイドな攻撃についていけなかった。最後に追い上げてポイントを獲れたことは、首の皮一枚残ったので、明日の結果を待ちたい」

○平瀬健志キャプテン

「13位のホンダと1ポイント差、勝ち点5を目指したが、ラストチャンスを生かせなかった。サニックスのアタックラグビーを受けてしまった。また、チャンスがあれば、甘いところを修正して臨みたい」

──上位との差を感じたか?

○高野ヘッドコーチ
「トップリーグ初年度で経験値の差とフィジカルの差を感じた。コンタクトレベルがトップレベルの壁が厚くチャレンジしたが、勝ちにつながらなかった」
○平瀬キャプテン
「前半、トップ4レベルのチーム対戦が多く、フィジカルの差を感じた。後半は慣れてきたが、最後の最後で負けてしまう経験値の差を感じた。しかし、NEC、神戸製鋼の上位に勝っているので、可能性はあると思っている」

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福岡サニックスブルース
藤井監督(左)、小野ゲームキャプテン
藤井監督(左)、小野ゲームキャプテン

◎福岡サニックスブルース
○藤井雄一郎監督

「順位の変わりのない試合だったが、選手がモチベーションを高めてくれた。あと1試合残っているので、勝ってトップリーグに残れるようにしたい」

○小野晃征ゲームキャプテン

「前節のサントリー戦で展開ラグビーをして、今週アタック、ディフェンスを練習し、試合に臨んだ。前半の始めは、いいリズムだったが、リードをされ、ハーフタイムで、もう一度自分達のラグビーをしようと修正し、トライを重ねることができた」

──後半のアドバイスは?

○藤井監督
「前半、ブレイクが簡単にできすぎてしまい、かえってリズムを崩した。後半は、ボールを動かすように修正し、トライを重ねることができた」

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