3節 マッチサマリー(パナソニック 55-15 福岡サニックス)

パナソニック ワイルドナイツ 55-15 福岡サニックスブルース
【week3/2012年9月16日(日) at 栃木・足利市総合運動公園陸上競技場】

 

気温30度、いまにも雨が降りだしそうな天候のなかパナソニック ワイルドナイツのキックオフで、第3節が開始された。

前半、均衡状態のなか福岡サニックス SO田代がゴール25M前からPGを決め先制点を上げた。
パナソニックも前半12分、ハンドのペナルティーで敵陣10Mライン付近からFB田邉が正確にPGを決め3点を返す。
前半17分、パナソニック、SOマイク・デラーニがハイパントを自分でキャッチ、WTB山田に繋げトライ、15対3。
その後、サニックス、パナソニックともに1トライ1ゴールを加え、前半を22対10とした。

後半に入るとパナソニックの強固なディフェンスにサニックスも苦戦、開始11分SOデラーニのキックパスをLO劉がキャッチしそのままトライ、サニックスも29分にハーフライン付近からのオープンプレーでディフェンスを抜き、WTB藤原のランニングでトライを上げるも後半のスコアは33対5であった。
ノーサイドで55対15。パナソニック ワイルドナイツの勝利となった。
尚、マン・オブ・ザ・マッチは強靭なディフェンスと後半のキックパスからのトライを決めた、パナソニックのLO劉が表彰された。

パナソニック 55-15 福岡サニックス   パナソニック 55-15 福岡サニックス   パナソニック 55-15 福岡サニックス   パナソニック 55-15 福岡サニックス
会見ダイジェスト
福岡サニックスブルース
藤井監督(左)、濱里ゲームキャプテン
藤井監督(左)、濱里ゲームキャプテン

■福岡サニックスブルース
藤井雄一郎部長兼監督

「今までのブルースの形を壊す展開をしかけ、ロースコアの戦いを目指したが、強いディフェンスと、FW・BK一体となったオフェンスにやられた」

濱里周作ゲームキャプテン

「モール、ラックで展開する今までのブルースに無い戦い方で挑みましたが、後半のスタミナ不足、ミス等でピンチを招いてしまった」

──ソニー ビル・ウィリアムズに対しどの様な対策を?

「基本的に、2枚3枚のディフェンスで止めに行った」

パナソニック ワイルドナイツ
中嶋監督(左)、霜村キャプテン
中嶋監督(左)、霜村キャプテン

■パナソニック ワイルドナイツ
中嶋則文監督

「前半はサニックスのディフェンスも堅く、なかなかゲインを稼げなかったが、個々の選手の前に出る意識は強かった。後半はキックを合わせてゲインを稼ぎトライに結びついた」

霜村誠一キャプテン

「キックを上手く使いゲインを稼げた。また、前回はあまり前に出なかったソニー ビルも今日は自分が行くと積極的に攻めに行ったのが良かった」

──今後のソニー ビルの活かし方は?

「ソニー ビルとはコミュニケーションはとれているし、今後は前に出る展開を期待している」

パナソニック 55-15 福岡サニックス

RELATED NEWS