キャプテン会議「スポーツこころのプロジェクト」活動報告

ジャパンラグビー トップリーグ2013-2014シーズン
キャプテン会議 ウインドウマンス活動報告について
～「スポーツこころのプロジェクト」講師派遣数過去最多！～

ジャパンラグビー トップリーグキャプテン会議では、今シーズンも東日本大震災復興支援活動の一環としてウインドウマンス期間中の「スポーツこころのプロジェクト」講師（「夢先生」）派遣を実施しました。

昨シーズンよりキャプテン会議を中心に積極的に「夢先生」の募集、派遣を行ってきましたが、今シーズンは過去最多17名のトップリーガーがウインドウマンス中に被災地の子どもたちの「こころの回復」を応援するために小学校を訪れました。

キャプテン会議では「FOR　ALL」精神を持つトップリーガーだからこそ伝えられるメッセージを届け、少しでも子どもたちの希望になれるよう今後も「夢先生」の育成、派遣に取り組んでまいります。

2013-2014シーズン　キャプテン会議「スポーツこころのプロジェクト」講師派遣

■キャプテン会議代表　竹本 隼太郎（サントリーサンゴリアス）コメント

キャプテン会議による「スポーツこころのプロジェクト」への参加は昨シーズンに引き続き2年目となりました。
これまでにも「１点10円募金」やチャリティーマッチ開催などで東日本大震災復興支援活動を行ってまいりましたが、実際に被災地に出向いて子どもたちのこころのケアをするというまた違った形での復興支援に協力できたことをとても嬉しく思います。
これからもキャプテン会議では、被災地の子どもたちの笑顔のために「スポーツのちから」を信じて積極的な「夢先生」の派遣を行ってまいります。

■2013-2014シーズン　トピックス

■「夢先生」担当選手コメント

浅野　良太（NECグリーンロケッツ）
10/29　福島県　南相馬市立原町第一小学校5年2組

今回で2度目の「夢先生」となりましたが、辛いことをたくさん経験したはずなのに、それをまったく感じさせない明るさとパワーに前回同様勇気をもらいました。
授業をしに行ったはずが、逆に子どもたちからたくさんのことを学ばせてもらいました。震災から3年近く経った今だからこそ被災地の現状を世に伝え、引き続きできることを考えていかなければならないと感じました。

櫻谷　勉（NECグリーンロケッツ）
10/30　青森県　八戸市立松館小学校

僕が「夢先生」を務めたのは全校児童10名という小さな小学校でしたので、1年生から6年生まで全員が授業に参加してくれました。高学年の子が低学年の子の面倒を見ながら、全員が楽しそうにゲームや課題に挑戦している姿には感心させられました。
この経験を活かし、今後はキャプテン会議としても未来ある子どものためにできることを考えていきたいと思いました。

立川　直道（クボタスピアーズ）
11/1　福島県　川俣町立富田小学校5年1組

何かを伝えるということはもちろん簡単ではありませんでしたが、キラキラとした子どもたちの笑顔が印象的でとてもよい経験になりました。
この授業を通して、一人でも多くの子どもたちが「前を向いていれば困難は乗り越えられる」と信じて自分の道を進んで行ってくれることを切に願っています。

田邉　淳（パナソニック ワイルドナイツ）
11/13　岩手県　山田町立轟木小学校5・6年1組

僕自身が楽しみながら自分の夢を再確認することができ、とても充実した時間となりました。トップリーガーが今以上に子どもたちにとって憧れの存在であることができるように、そしてこの子たちが大人になる頃には、ラグビーがもっともっとメジャーなスポーツになるように、今僕たちが頑張らなければならないということを感じました。

■参加選手一覧

＊キャプテン会議
トップリーグに所属する選手たちがチームの垣根を越えて協力し、リーグやラグビーの認知度を高め、競技の普及活動や公式戦への来場促進やピッチ外での社会貢献活動などに対して、選手自身が自発的に取り組むことを目的に発足した。各チームのキャプテン及び代表者によって構成される。
代表：竹本 隼太郎（サントリーサンゴリアス）