トップチャレンジ2・第1節 マッチサマリー(中部電力 39-27 マツダ)


中部電力 39-27 マツダブルーズーマーズ

トップチャレンジ2・第1節
2013年12月7日(土)12:00キックオフ/愛知・名古屋市瑞穂公園ラグビー場

冬シーズンを迎えた小春日和の中、トップチャレンジ1の一枠を争うトップチャレンジ2の初戦がトップウェストAリーグ2位の中部電力とトップキュウシュウリーグ2位のマツダブルーズーマーズの間で行われた。
中部電力のキックオフで試合が開始された直後の1分、ルースプレーから中部電力が攻撃を継続、9番 東郷からのパスを10番 吉井がキックパス、そのまま8番 アルバータスがキャッチし右中間に飛び込みトライ、9番 東郷のコンバージョンも決まり7-0と中部電力の先制でゲームがスタートした。
点数の取り合いを感じさせる最中、マツダがPGで応酬するが、すかさず5分、中部電力の11番 河野が抜け出しトライ、さらに13分9番 東郷がPGを決め17-3と中部電力がリードを広げた。勢いに乗る中部電力は23分、右ゴール前5mラインアウトモールよりそのまま7番 永井が右隅にトライ、22-3とした。

その後はマツダがリスタートより攻撃を継続、14番 三好のビックゲインよりFWがゴール前でボールを継続し、31分8番 マナコが飛び込みトライ、ゴールも決まり22-10と対抗した。さらに前半終了直前のゴール前のチャンスをマツダが逃さず、スクラムよりFWサイドを攻め、最後は4番 米本が飛び込み22-15の中部電力リードで前半を終了した。

後半になると中部電力がゲームの入りを優勢に進め10分間マツダ陣でゲームを進め、たびたびゴール前で攻撃を継続した。遂に14分、マツダゴール前のラインアウトを中部電力がFWターンオーバー、そのまま2番 山森が右中間に飛び込みトライ。ゴールも決まり29-15と再びゲームが動いた。一方、マツダも直後のキックオフから攻撃を継続、反撃を試みた。目まぐるしい攻防の末、24分にマツダがチャージダウン、そのボールを大きく展開し、最後は14番 三好が右隅にトライし29-20とした。
興奮冷めやらぬキックオフ直後、ゴール前のラックより展開、最後は11番 那須が左中間にトライ、ゴールも決まり29-27で残り10分を迎えた。

対抗する中部電力は34分、効果的に地域を進め、FWサイドを攻撃した後、前半早々のトライと同様なキックパスで8番 アルバータスが左中間にトライ、34-27とした。終了直後の39分、反撃を試みるマツダの自陣からの攻撃を中部電力がターンオーバー、右に展開し19番 沢田がトライ、39-27で中部電力がトップチャレンジ2の初戦を制した。終始中部電力が試合を制し、巧みに得点を重ね、マツダブルーズーマーズの攻撃を阻んだ試合であった。
(早坂一成)





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