セカンドステージ・第4節 グループB マッチサマリー(NTTコミュニケーションズ 24-14 NTTドコモ)
NTTコミュニケーションズシャイニングアークス 24-14 NTTドコモレッドハリケーンズ セカンドステージ・第4節 グループB ラグビーと応援で2度目のNTT対決!! ジャパンラグビートップリーグ セカンドステージ第4節NTTコミュニケーションズシャイニングアークス vs NTTドコモレッドハリケーンズのNTT対決は今シーズン2度目。 前半はNTTドコモのキックオフで試合が始まった。 31分、長い沈黙からNTTコムが陣地左側 10mのラックから右へ展開してSO10君島がキックパスしてLO5ロスが見事にジャンプ一番でキャッチ。倒れながらもパスを出してNo.8クレバーがタックラーを引きずりながら右隅へトライをあげた。10-0 後半はNTTコムのキックオフで始まった。 27分、NTTコムが敵陣深く攻め込んでモールサイドを一つ突いて左へ展開し、SO10君島から内側を走り込んできたCTB13サンダーズに渡って中央へトライ。SO10君島のGも決まって17-7 31分、立て続けてNTTコムが敵陣深く攻め込んでゴール前の攻防はNTTコムに軍配があがりNo.8クレバーがゴール左下にタックラーを引きずってトライ。Gも決めて24-7 38分、NTTドコモのラインアウトからモールでNo.8 20ブルソーが持ち込んで右隅へトライし、Gも決めて24-14でノーサイドとなった。NTTコムは4トライをあげてボーナスポイントも獲得。 マン・オブ・ザ・マッチはNTTコムSO10君島良夫選手が獲得した。 NTTコミュニケーションズシャイニングアークスの次節は年明け1月5日(日)にファーストステージで勝利した豊田自動織機シャトルズと名古屋市瑞穂公園ラグビー場で、NTTドコモレッドハリケーンズは1月4日(土)にクボタスピアーズと長居第2陸上競技場で対戦する。 ● 記者会見ダイジェスト ●
NTTドコモレッドハリケーンズ 下沖正博ヘッドコーチ(右)、吉岡宏樹キャプテン 下沖正博ヘッドコーチ 「NTTダービーということで、ファーストステージで負けていましたので、セカンドでは何とか、と。前節から中4日で非常に良い準備ができて臨みました。しかし、NTTコムさんの激しいブレイクダウンで、勝ち切ることができませんでした。2週間後はクボタ戦ですので、気持ちを切り替えて良い準備をしたいと思います」 ──後半の流れは? 「少し前から流れは来ていたのですが、後半は的を絞られやすいアタックをしてしまいました。10番のところで溜めを作りたくて、そういう話をハーフタイムでしたのですが、後半はアタックラインが浅くなり、苦し紛れにキックして我慢できませんでした」 ──シンビンの場面では? 「NTTドコモはミスの連鎖が続きました。前回の試合もミスが多く、流れを断ち切れなかったと思います。リセットしようと、後半臨んだのですが、後半の後半に疲れから来るミスが出ました。修正したいと思います」 吉岡宏樹キャプテン 「今日のゲームは、グループ対決で、勝ちたい試合でした。大阪から全選手が来て、チーム一丸となって準備してきたのですが、負けて、非常に残念です。クボタ戦で勝てるように頑張ります」 NTTコミュニケーションズシャイニングアークス 林雅人監督(右)、友井川 拓キャプテン 林雅人監督 「ここまで、1勝2敗と非常に厳しい状況で、何としてもワイルドカードに進みたいと臨みました。NTT同士というリーグと違う意味合いの戦いの中、選手がよく頑張ってくれました。後半は、世界中がNTTドコモさんのトライを待っているような流れになったのですが、その流れを切ってくれた選手に感謝したいと思います」 ──ラインアウトはマイボール完ぺきだったが? 「柱を作ろうとやってきて、ディフェンス、セットピース、スクラム、ラインアウトを強化してきました。笠原、木曽、石神の英知を結集して分析して試合に臨んでいます。今回も間がなかったのですが、しっかり準備してくれました。ラインアウトは制圧できそうだと分析していましたが、今日は精度が高かったと思います」 友井川 拓キャプテン 「お疲れ様です。まず、大勢の皆様、NTTドコモファンの皆様も含めて、その前で試合できたことに感謝申し上げたいと思います。終始、FWが頑張ってくれました。強みであるスクラムに関してはレフリーと合わなかったのですが、ラインアウトで良くプレッシャーを掛けてくれて、セットピースは支配してくれました。まだまだ、ミスの多い試合でしたので、改善していきたいと思います。本日はありがとうございました」 ──世界中がNTTドコモのトライを期待した場面では? 「NTTドコモさんのアタックのプレッシャーは強かったです。どうしてもブレイクダウンに人数を掛けていたので、入り過ぎず、ラインに人数を残そうと言ってコミュニケーションがとれました。そのことで、ああいう厳しい状況でも守れたと思います」 マン・オブ・ザ・マッチはNTTコミュニケーションズシャイニングアークス、君島良夫選手
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