セカンドステージ・第4節 グループB マッチサマリー(NTTコミュニケーションズ 24-14 NTTドコモ)

NTTコミュニケーションズ
シャイニングアークス
NTTコミュニケーションズシャイニングアークス
24 合計 14
10 前半 0
14 後半 14
5 勝点 0
15 総勝点 4
NTTドコモ
レッドハリケーンズ
NTTドコモレッドハリケーンズ

NTTコミュニケーションズシャイニングアークス 24-14 NTTドコモレッドハリケーンズ

セカンドステージ・第4節 グループB
2013年12月21日(土)14:20キックオフ/東京・秩父宮ラグビー場

ラグビーと応援で2度目のNTT対決!!

ジャパンラグビートップリーグ セカンドステージ第4節NTTコミュニケーションズシャイニングアークス vs NTTドコモレッドハリケーンズのNTT対決は今シーズン2度目。
ファーストステージはNTTコムが勝ったが、2ndステージはどちらが勝利するのか?
両チームの大応援団も見応え十分。

前半はNTTドコモのキックオフで試合が始まった。
最初の10分間はNTTドコモがNTTコムのゴール前まで攻め込んで押していたが、ペナルティやノックオンでトライをなかなか取りきれないと徐々にNTTコムが反撃に転じ、初めてハーフウェイを越えるとゴール前でNTTドコモがペナルティーを献上。NTTコムはスクラムを選択し、12分に左へ展開し、CTB12山下が左側へトライを挙げて両チームの初トライ初得点をあげた。5-0

31分、長い沈黙からNTTコムが陣地左側 10mのラックから右へ展開してSO10君島がキックパスしてLO5ロスが見事にジャンプ一番でキャッチ。倒れながらもパスを出してNo.8クレバーがタックラーを引きずりながら右隅へトライをあげた。10-0

後半はNTTコムのキックオフで始まった。
9分、NTTドコモが攻め込むと、NTTコムのPR17秋葉がシンビンのため10分間の退場。10分、NTTドコモはそのペナルティーのラインアウトでモールを作りNo.8 20ブルソーが持ち込み右側へトライをあげSO10佐藤がGを決めて10-7

27分、NTTコムが敵陣深く攻め込んでモールサイドを一つ突いて左へ展開し、SO10君島から内側を走り込んできたCTB13サンダーズに渡って中央へトライ。SO10君島のGも決まって17-7

31分、立て続けてNTTコムが敵陣深く攻め込んでゴール前の攻防はNTTコムに軍配があがりNo.8クレバーがゴール左下にタックラーを引きずってトライ。Gも決めて24-7

38分、NTTドコモのラインアウトからモールでNo.8 20ブルソーが持ち込んで右隅へトライし、Gも決めて24-14でノーサイドとなった。NTTコムは4トライをあげてボーナスポイントも獲得。

マン・オブ・ザ・マッチはNTTコムSO10君島良夫選手が獲得した。

NTTコミュニケーションズシャイニングアークスの次節は年明け1月5日(日)にファーストステージで勝利した豊田自動織機シャトルズと名古屋市瑞穂公園ラグビー場で、NTTドコモレッドハリケーンズは1月4日(土)にクボタスピアーズと長居第2陸上競技場で対戦する。
(奥山禎晴)


● 記者会見ダイジェスト ●

NTTドコモレッドハリケーンズ


下沖正博ヘッドコーチ(右)、吉岡宏樹キャプテン

下沖正博ヘッドコーチ

「NTTダービーということで、ファーストステージで負けていましたので、セカンドでは何とか、と。前節から中4日で非常に良い準備ができて臨みました。しかし、NTTコムさんの激しいブレイクダウンで、勝ち切ることができませんでした。2週間後はクボタ戦ですので、気持ちを切り替えて良い準備をしたいと思います」

──後半の流れは?

「少し前から流れは来ていたのですが、後半は的を絞られやすいアタックをしてしまいました。10番のところで溜めを作りたくて、そういう話をハーフタイムでしたのですが、後半はアタックラインが浅くなり、苦し紛れにキックして我慢できませんでした」

──シンビンの場面では?

「NTTドコモはミスの連鎖が続きました。前回の試合もミスが多く、流れを断ち切れなかったと思います。リセットしようと、後半臨んだのですが、後半の後半に疲れから来るミスが出ました。修正したいと思います」

吉岡宏樹キャプテン

「今日のゲームは、グループ対決で、勝ちたい試合でした。大阪から全選手が来て、チーム一丸となって準備してきたのですが、負けて、非常に残念です。クボタ戦で勝てるように頑張ります」


NTTコミュニケーションズシャイニングアークス


林雅人監督(右)、友井川 拓キャプテン

林雅人監督

「ここまで、1勝2敗と非常に厳しい状況で、何としてもワイルドカードに進みたいと臨みました。NTT同士というリーグと違う意味合いの戦いの中、選手がよく頑張ってくれました。後半は、世界中がNTTドコモさんのトライを待っているような流れになったのですが、その流れを切ってくれた選手に感謝したいと思います」

──ラインアウトはマイボール完ぺきだったが?

「柱を作ろうとやってきて、ディフェンス、セットピース、スクラム、ラインアウトを強化してきました。笠原、木曽、石神の英知を結集して分析して試合に臨んでいます。今回も間がなかったのですが、しっかり準備してくれました。ラインアウトは制圧できそうだと分析していましたが、今日は精度が高かったと思います」

友井川 拓キャプテン

「お疲れ様です。まず、大勢の皆様、NTTドコモファンの皆様も含めて、その前で試合できたことに感謝申し上げたいと思います。終始、FWが頑張ってくれました。強みであるスクラムに関してはレフリーと合わなかったのですが、ラインアウトで良くプレッシャーを掛けてくれて、セットピースは支配してくれました。まだまだ、ミスの多い試合でしたので、改善していきたいと思います。本日はありがとうございました」

──世界中がNTTドコモのトライを期待した場面では?

「NTTドコモさんのアタックのプレッシャーは強かったです。どうしてもブレイクダウンに人数を掛けていたので、入り過ぎず、ラインに人数を残そうと言ってコミュニケーションがとれました。そのことで、ああいう厳しい状況でも守れたと思います」







マン・オブ・ザ・マッチはNTTコミュニケーションズシャイニングアークス、君島良夫選手

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