セカンドステージ・第4節 グループB マッチサマリー(豊田自動織機 44-12 九州電力)
![]() 豊田自動織機シャトルズ 44-12 九州電力キューデンヴォルテクス セカンドステージ・第4節 グループB 時折陽の射す寒い曇り空の下、九州電力のキックオフで試合開始。前半開始早々、九州電力が積極的な攻撃を展開し、1分にゴール前のラインアウトからモールを押し込んでトライを先取した。しかし、ここからは豊田自動織機が個々の力強い突破からリズムをつかみ、7分に同点トライ。その後は、九州電力のディフェンスが甘くなったところをたたみかけ、3トライを追加した。九州電力も終了直前に連続攻撃をしたが、攻撃が単発となって得点をあげることができず、22対5の豊田自動織機リードで前半が終了した。 後半も豊田自動織機のペースが続く。キックオフからの連続攻撃でノーホイッスルトライをあげると、その後も九州電力のディフェンスが甘くなったところを個々の力で突破して3トライを追加。九州電力も何度か豊田自動織機のゴール前まで攻め込んだが、34分に1トライを返すにとどまり、44対12でノーサイドとなった。 ![]() ● 記者会見ダイジェスト ●
九州電力キューデンヴォルテクス ![]() 平田輝志監督(左)、齊藤玄樹ゲームキャプテン 平田輝志監督 「本日はありがとうございました。この試合に向けて良い練習ができていたので、自信をもって臨んだ。課題だった『試合の入り』も先制トライを取ることができて良かったが、(相手の)キーマンである8番と15番を止めることができなかった。徐々に織機さんの力に負けてしまい、このような結果になってしまった」 ──2ヶ月前の対戦(19-54で敗戦)から修正した点は? 「試合の入りを大事にしたかった。先制トライを取れたので良かった。しかし、その後すぐにトライを取られてしまい、リズムに乗れなかった」 ──相手のキーマンを止めるために取った対策は? 「下に入ることだと思うが、なかなか下に入ることができず、結果的に力負けして走られてしまった」 ──ファーストステージでは大差で敗れている。今回メンタルの部分ではどうだったか? 齊藤玄樹ゲームキャプテン 「負けるつもりではやっていないが、相手に勢いがあり、結果的に負けてしまったと思う」 ──先取点の場面は3点を狙わずトライを取りに行ったが、その意図は? 「ボーナスポイントを取りたかったということもあるし、モールからトライを取れる自信があったので、そういう選択をした」 ![]() 豊田自動織機シャトルズ ![]() 田村誠監督(左)、梅田紘一ゲームキャプテン 田村誠監督 「今日はありがとうございました。今日の試合は私たちにとって連勝ができるかどうかいう点で大事な試合でした。大事な試合で勝つことができて良かったです」 ──内容的にも完勝でしたね。今日の試合を振り返ってみてどうでしょうか? 「しっかりボールをキープして勝つことができた。しかし、点差が開いてきた後半は、少し中だるみしてしまったので、そこはしっかり反省していきたい」 ──年内最後の試合でしたが、ここまでの戦いぶりはいかがですか? 「2010年の時と比べると、しっかりと戦えているという実感がある。得点力も上がってきており、選手も自信をもって取り組んでくれていると思う」 ──ファーストステージは勝ちきれない試合が続いたが、その時とセカンドステージの違いは何ですか? 「トライを取りきれるという自信が選手についてきたと感じます。また、相手が得点したいと思う場面でしっかりとディフェンスをすることができるようになってきたことが大きいと思います」 梅田紘一ゲームキャプテン 「今日はありがとうございました。地元の瑞穂ラグビー場で勝利することができて、嬉しく思います。たくさんの方々に応援していただき感謝しています」 ──キャプテンはどのように感じていますか? 「監督も話したように、トライを取りきれる力がついてきたので、自信をもって試合をすることができています」 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() (記事:大林直之 中山貴文) |